![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/50428400/rectangle_large_type_2_85fbcdea657a007469e03b796e40f6b4.jpeg?width=1200)
第1559回 干支に因んだ鳥 ⑴
※https://www.ac-illust.com/main/search_result.php?word=えとより引用の干支に因んだ鳥のイラスト
日本には年毎に色んな動物が、その年の縁起物であるとされる「干支」というものがあります。十二支に動物を当てはめるのはなぜなのでしょうか。 「覚えやすいように身近な動物を当てはめた」など諸説ありますが、神様は昔、元旦に神様の元へどれだけ早く集まれるか動物たちに競争をさせました。 競争に基づいて十二支の種類と順番が決定された」という話が知られています。その中には実存している動物もあれば辰など伝説の生き物もいます。冗談で全て鳥に置き換えました。
⑴http://labaq.com/archives/51831343.htmlより引用のアオエリネズミドリ(体長約30㌢)
![画像1](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/50428408/picture_pc_e147b255b5f89d7c5152700054b5c250.jpeg)
ネズミドリの仲間には、チャイロネズミドリ、シロガシラネズミドリ、セジロネズミドリ、アカガオネズミドリ、⑴の写真のアオエリネズミドリの五種がいます。ネズミドリの仲間ははアフリカ固有の鳥で冠羽と長い尾羽が特徴です。また、羽鉤(はねかぎ)がないため、羽毛がまるでネズミの毛のようにボサボサと立っています。ネズミドリの名前の通り、木々の間を足でチョコチョコとよく動きまわりますのが名前の由来です。足で枝に逆さまにぶら下がったりしている事もよくあります。
⑵http://labaq.com/archives/51831343.htmlより引用の「牛留鳥(をしどり)→「息長鳥(しながどり)」→「鳰鳥(におどり)→カイツブリ(体長約26㌢)
![画像2](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/50428411/picture_pc_231b69e25a0c80cf21906163610e13a9.jpeg)
カイツブリと言いますと「鳰の湖」として、昔から有名な琵琶湖の名物の野鳥です。万葉集四百四十三番歌の「牛留鳥(をしどり)」は、牛を落ち着かせるのに、ニホと言ったのであろうということです。そのニホは餌を獲るのに、あの小さな身体で潜水しますから「息長鳥(しながどり)」となり「鳰鳥」なので、カイツブリと言われる説が多いです。日本では多くは留鳥として一年中見られる水鳥です。大きな牛の転身がこんなに小さな鳰鳥ことカイツブリとは全く予想だにしない状況です。
⑶-1.https://www.birdfan.net/2020/01/17/76406/より引用のトラツグミ(体長約30㌢)
![画像3](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/50428415/picture_pc_1ec6b7385a3bc1a2f7e27b17b488b08e.jpeg)
⑶-2.https://www.birdfan.net/2014/01/10/25868/より引用のトラフズク(体長約38㌢)
![画像4](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/50428425/picture_pc_d4f431c3d42d5918f47d095bc4bde99f.jpeg)
干支のトラを漢字表記いたしますと「寅」で、やはり動物の「虎」と同じ意味だそうです。同じ干支でも、後述致しましす干支のトリの漢字表記は「酉」で、家禽の「鶏」や「鳥」ではないようです。本来のトラに話を戻してみますと、その名前がついた鳥は、⑶-1.のツグミの仲間で、身体の模様が虎模様の夕方から夜明けにかけて鳴くトラツグミ(虎鶫)と、⑶-2.の耳の形の羽角を持つミミズクのトラフズク(虎斑木菟)が、やはり身体の模様が虎模様でその名前が付きました。二種共虎です。
⑷https://www.birdfan.net/2019/08/02/72545/より引用の木葉の木の兎→木葉木兎→コノハズク(体長約20㌢)
![画像13](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/50453797/picture_pc_3947e6c75fd7a8dcff94e37bdbdc7374.jpeg)
鳥とウサギの関係は果たしてあるのでしょうかと調べてみましたら、ウサギの名前の由来はウサギの耳を羽に例えて、一羽二羽と鳥のように数えたことと、当時は四つ足動物を食べることを禁じていたので、ウサギだけは「鵜(う)」と「鷺(さぎ)」と鳥の名前だから、鳥であるとしました。しかしこの中には具体的な名前がありません。他を当たってみたら、ミミズクは木の兎「木兎」と表記します。ウサギの大きな耳をミミズクの羽角に例えました。こちらははっきり木の兎とされてます。
⑸https://torinote.net/2018-09-23_great-frigatebird1/より引用の辰→竜→翼竜によく似たオオグンカンドリ(体長約85〜100㌢)
![画像6](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/50428429/picture_pc_89b0470931ad8446ab56895fdb64eca2.jpeg?width=1200)
タツと言われましたら、漢字表記は「辰」となり「竜」や「龍」の漢字が当てはめられます。この「辰」だけが現存しない動物になりますが、これを鳥の祖先に例えましたら「翼竜」という翼があり、空を飛ぶことのできる「竜」が存在しました。その翼竜の飛翔姿にそっくりなのが、⑸のオオグンカンドリです。海鳥であるにも関わらず水面に浮く事も泳ぐ事も出来ないといいます。飛翔能力は非常に高く、あまり羽ばたかず長距離を飛べ、さらに高速での飛翔や旋回もこなします。
⑹https://ja.m.wikipedia.org/wiki/ヘビクイワシより引用のヘビクイワシ(体長約100〜150㌢)
![画像7](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/50428434/picture_pc_18af475cbad92176ed95496aa1e24a56.jpeg)
干支の巳さんはヘビのことです。キツツキの仲間のアリスイは爬虫類に擬態する変わった鳥ですが、さすがにヘビの名前が付きました鳥は日本にはいません。干支の初っ端の「子(ネ)」がネズミでこれも日本にはいなく、海外の鳥になりました。そうすると、⑹の全ての動物には雌雄がありますのに、このヘビクイワシは名前は非常に怖そうな名前ですが、写真をご覧頂きますと、非常に体型の良いスパッツを履いたまつ毛ね魅力的なメスの鳥に見えます。この長い足で蛇を蹴り殺します。
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