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第573回 野鳥色 -2-

⑴https://www.pinterest.jp/pin/353884483203870090/より引用のイラスト

スズメ(体長約15㌢)

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⑶https://iro-color.com/colorchart/tint/bird-color.htmlより引用の雀色

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   この回の一番手はもう身近も身近な⑵のスズメです。全世界的に見ても、スズメの仲間は世界中どこにでもいますし、基本的には日本のスズメニュウナイスズメやヨーロッパのイエスズメと人の住むところの近くに必ずいる身近な野鳥です。人とは切っても切れないお付き合いで、地味ながら雀色はスズメの頭や羽の色から付けられた灰がかった茶色です。

マヒワ(体長約12㌢)

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⑸https://iro-color.com/colorchart/tint/bird-color.htmlより引用の鶸色

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   ヒワの仲間はこの日本にはカワラヒワベニヒワとこのマヒワがいます。スズメに劣らず、このマヒワも全世界狭しと生息しています。マヒワの鶸色とは鶸の羽の色から付けられた明るい黄緑色です。ほかのヒワの仲間のカワラヒワベニヒワは、緑味が強くなると鶸萌葱色、カワラヒワの体色は茶味が加わり鶸茶となります。

⑹https://bird-pedia.com/archives/3188より引用の飼鳥のカナリア(基本的なレモンイエロー体長約12㌢)

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⑺https://iro-color.com/colorchart/tint/bird-color.htmlより引用のカナリア色

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   さぁ⑹の写真のカナリアの「カナリア色」をキッカケにこの『野鳥色』を語っています。本当にカナリアの黄色い色は、セキセイインコの黄色とは違い、真っ黄色ではなくレモンイエローみたいな感触です。飼鳥は品種により様々な変化に富んだ羽色を呈し、もっともよく見かけるのが、全身がカナリア色で知られた鮮やかな黄色で染まった個体で、この色名はこの飼鳥にちなんでいます。

⑻https://pixabay.com/ja/photos/parrotによる気質-鳥-自然-3056546/より引用の「オウム」(体長約30〜60㌢)

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⑼https://iro-color.com/colorchart/tint/bird-color.htmlより引用のパロットグリーン

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   「オウム」という呼びかたは、わかりやすく言うと総称で、私たちが「カラス」とか「ハト」とか、呼んでいるのと同じなのです。またその種類も多種に及んで、約二十一種いるらしいです。このパロットグリーンがどの「オウム」に当てはまるのか、「インコ」に緑色の種がいますからそれを表しているのかもしれませんが、この飼鳥だけは名前がはっきりしなくてスッキリしません。

(10)https://www.toyama-familypark.jp/animal/category/indian_peafowl/index.phpより引用のインドクジャクのオス(体長約230㌢)

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(11)https://iro-color.com/colorchart/tint/bird-color.htmlより引用のピーコックブルー

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(12)https://iro-color.com/colorchart/tint/bird-color.htmlより引用のピーコックグリーン

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   「ピーコック」というのは「クジャク」のオスを表します。この(10)の写真のインドクジャクは野生種もいるでしょうが、私たちにとっては飼鳥とも言えず、動物園でしかお目にかかることがありません。羽を広げた全長が2mをゆうに超えるのですから…その定まった時間が来るとされる(10)の写真のインドクジャクは構造色により、ピーコックブルー、ピーコックグリーンの二色です。


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