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第1407回 四季の鳥 (冬)

①https://brush-stock.com/word/nature/vewona000011より引用の漢字のイラスト

②https://www.birdfan.net/2016/02/19/40739/より引用のオシドリ(体長約45㌢)

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⑴  鴛鴦(オシドリ)
   カモ科の水鳥。東シベリア、中国、朝鮮に分布し、湖水や川に群生し、初夏に水辺の樹木の洞などに巣を作ります。繁殖期のオスは特に美しく、風切羽の一部が扇形をした、二枚の思羽が特徴的。「鴛鴦夫婦」ということばがあるように、鴛鴦の夫婦はとても仲がよく見えて一夫多妻です。

③https://www.birdfan.net/2019/07/05/71900/より引用のカイツブリ(体長約26㌢)

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⑵  鳰(カイツブリ、古名はニオ)
   カイツブリ科の鳥。「にお」ともいう。全国各地の池沼に生息。体形は丸くハト大の栗色で尾羽はない。泳ぎは巧みだがほとんど歩けず、水上を滑走する程度に飛行。潜水して小魚や海老などを捕食します。夏は水上に草を集め浮巣を作ります。また、琵琶湖は別名「鳰の湖」と呼ばれます。

④https://www.birdfan.net/2020/06/12/78722/より引用のマガン(体長約72㌢)

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⑶  雁又は鴈(ガン)
   カモ科の水鳥。晩秋、北方のシベリアから渡来する冬鳥。雁は隊列を組んで飛んできますが、経験のある一羽が先導してきます。また、朝夕餌をとる時も、一~二羽が番をしている間に一群が餌をとる習性も知られます。種類は多いがマガンヒシクイなどが主です。カリの韻は鳴き声から。

⑤https://www.birdfan.net/2020/08/21/79863/より引用のコチドリ(体長約16㌢)

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⑷  千鳥又は鵆(チドリ)
   チドリ科の鳥の総称。世界の温・熱帯地方に生息。日本ではシロチドリコチドリイカルチドリが繁殖します。大きな群れを作り、海浜にすむので千鳥と呼ばれますが、巣に外敵が近づくと、擬傷します。鳴き声に哀調があるのが特徴で、古くから、和歌、俳句、文学などに使われます。

⑥https://www.birdfan.net/2019/11/15/74670/より引用のトビ(体長約59〜69㌢)

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⑸  鳶又は鴟、鵄(トビ)
   ワシタカ科の鳥。トンビとも呼びます。他のワシタカ類と異なるのは、尾が扇を開いた容姿。日本全国の海岸や市街地にすみ、ネズミなど死体や魚類のあらなどが餌。高い木の上に巣を作り、晴れた日には空を大きく旋回しながら飛行します。現在でも鳶職と呼ばれる職業は、これは彼らが使う鳶の口ばしに似た道具の鳶口からきています。

⑦https://www.birdfan.net/2017/12/01/57195/より引用のオオハクチョウ(体長約140㌢)

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⑹  白鳥(ハクチョウ)
  ガンカモ科の総称。ユーラシア大陸にすむオオハクチョウは冬鳥で、体は白色です。公園や庭園で見られるコブハクチョウはイギリスやドイツから輸入されたものです。餌は水草などで湖や沼の浅瀬の湾内に群れで生息。白鳥の渡来地として、新潟県の瓢湖、青森県の小湊島根県の宍道湖など。

⑧https://www.birdfan.net/2019/05/31/71033/より引用のハヤブサ(体長約42〜49㌢)

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⑺  隼(ハヤブサ)
   ハヤブサ科の鳥。世界中に分布。日本では北海道、本州で繁殖し、冬には全国で見られます。小型の鷹で、世界最速の急降下で獲物に体当たりするので、鷹狩に向いています。畑、海岸、原野、などで、主に鴨や鴫などを小鳥が獲物。体は青色っぽい灰色で、腹には細かい斑紋、頬には髭のような黒班有り。海岸や島の断崖に営巣します。

⑨https://www.birdfan.net/2020/06/26/79087/より引用のフクロウ(体長約50㌢)

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⑻  梟又は母喰鳥(フクロウ)
   フクロウ科の鳥。日本全国の低地や、低い山の林の中に生息。色は灰褐色で、灰色や褐色の斑紋有り。目は大きく、頭は頬かむりをしたような形。大きな樹の洞に巣を作りますが、夜行性なので昼間は眠っています。餌として小鳥や小動物を食し未消化の羽毛や骨はペリットで吐き出します。

⑩https://www.birdfan.net/2020/02/07/77056/より引用のミヤコドリ(体長約45㌢)

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⑼  都鳥(ミヤコドリ)
   ほぼ全世界に分布するミヤコドリ科の鳥。背は黒色で腹面は白色、黄赤色で長いクチバシ。海岸に棲む冬鳥。平安時代『伊勢物語』の中で、在原業平が詠んだ歌『名にしおはばいざ言問はむ  都鳥わが思ふ人はありやなしやと』にある都鳥はカモメ科のユリカモメの事でミヤコドリと間違いです。

[11]https://www.birdfan.net/pg/kind/ord06/fam0600/spe060015/all-060015/より引用のイヌワシ(体長約81〜89㌢)

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⑽  鷲(ワシ)
   ワシタカ科で大形の鳥の総称。日本にいる鷲は、イヌワシオジロワシオオワシの三種で、どの鷲もふつう暗褐色の体で、鋭く曲がったクチバシと、鉤爪がある。種類によって、深い森林とか草原、岩石地帯、海岸が住処。巣は大体大木の上とか岩の上が多い。鷲は鷹とは分類上で、区別されますが、クマタカカンムリワシより大きい。

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