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第47回 日本固有の野鳥 キジバト(2回目)

 タイトル写真はキジバト

本来私たちにとって、身近なハトといえばドバトのことで、キジバトはちょっと蚊帳の外って感じでした。でも最近では他の野鳥と同じく普段の山野から街中に移住してきて、公園や寺社仏閣でも見かけるようになりました。

  キジバトは別名ヤマバトで読んで字の如くキジなんかと同じ山の野鳥でした。それが環境の変化で街中に…でもドバトと違うところは群れません。いつも単独行動で、タイトルの写真ではつがいとなれば二羽で採餌も営巣もするのです。

   ドバトは人には慣れて、いつも人からスナック菓子やパンなどを採餌されていて、自分から餌を探そうととはしません。それに比べてドバトよりやや小さいキジバトは、雑食ながら地中の虫やミミズなんかや木の実や草花もたべます。

イラストはhttps://ja.m.wikipedia.org/wiki/キジバトより引用

   鳴き声のクッククックにリズムがあるので上の音符になりました。またキジバトは日本固有の野鳥であり、キジバトとついた理由としてキジのメスの身体の模様に似ているということもあります。

   この日本古来のハトであるキジバトは、ドバトより身が引き締まり、翼羽のウロコ模様がなんとも言えない日本調の模様として素晴らしいものであることに違いありません。またキジバトは以前の60円切手にも選ばれたくらいの野鳥なんです。

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