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第1588回 人慣れした鳥たち

①https://hiyokoyarou.com/oyayubi/より引用の人慣れ過ぎて布団で寝るひよこのイラスト

   ①のタイトルイラストが人に飼われているが故に、大胆にもパジャマを着て、お布団に枕をして寝ています。まあ、これはイラストの中でのことです。でも最近のSNSを拝見していますと、飼鳥であるセキセイインコやオウムの部類、最近では外国産のチョウゲンボウワシミミズクなどの猛禽類までペット化している現状です。既にこのペットたちは自然界で生まれたてを捕獲されたか、人工飼育されて、人慣れしていることは当然だと思います。しかし、野鳥で人慣れしているのは…

②https://ハト.xyz/archives/607より引用の公園でお年寄りに群がるドバト(体長約33㌢)

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   人慣れした野鳥を見つけに、外周してみると、公園の仲間のベンチに腰掛けた、お年寄りに何十羽のドバトが群がっています。お年寄りの足元が見えなくなるほど、その下に集まって来ます。お年寄りも嬉しそうに微笑みながら、嬉しそうです。ドバトは自分に餌をくれる人の顔や容姿を覚えているといいます。くれない人とわかりますと、さっさとその場を離れていきます。そうなんです。ドバトは自分たちにとって餌をくれる人に、慣れて寄ってきます。餌がなくなると飛び去ります。

③-1.https://yaaboo.net/?p=1200より引用の人の手から餌を貰うヤマガラ(体長約14㌢)

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③-2.https://harukazetonnbo.blog.fc2.com/blog-entry-323.htmlより引用の餌台にやって来たシジュウカラ(体長約14㌢)

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   ハトは平和のシンボルとして、老若男女に受け入れられて、小さな子供が初めて接する鳥かなと思います。餌目当てですが何故か許されるキャラを持っています。同じ公園でも山の裾野で樹木が生い茂るような公園では、普段には街中で見かけないヤマガラがいます。こちらも餌が欲しくて寄ってくるのかもしれませんが、ハトと違うところは集団で現れないことです。ヤマガラは最近では街中でよく見かけるシジュウカラと同じく、カラの仲間ですが、何か可愛いらしさが違う感じです。

④https://www.angel-f.com/himawariblog/?p=43744より引用のコンビニ前のハクセキレイ(体長約21㌢)

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   同じ餌を貰う為でも、ヤマガラは時々しか会いに行かない私には向日葵の種などの餌は何処かに置かないと寄ってきてくれませんが、常連さんがやってくるとすぐに数羽やってきて、手伝いで餌を貰います。シジュウカラはよほど頭が良いのか、街中でも見られますが、ヤマガラのようにはなかなか手には乗りません。逃げはしませんが、他の仲間に餌台の在り方を、鳴き声で仲間たちに教えているようです。人慣れする野鳥を再び街中に目をやると、コンビニにはハクセキレイがいます。

⑤http://icho1969.livedoor.blog/archives/cat_67272.htmlより引用のマンションの手摺りによくいるつがいのイソヒヨドリ(左がメス、右がオス共に体長約25㌢)

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   ハクセキレイもいつの間にやら、街中に進出して来た野鳥ですが、鳩のように首を振り歩いている姿を、コンビニ前の駐車場でよく見かけます。近づいても飛び立とうとせずに、今まで以上の早足で歩き去ります。また海辺からはイソヒヨドリが街中に進出してきました。マンションの通路でよく出くわします。そうっと見ているだけなら逃げません。セキレイみたいじゃありませんが、マンションの通路の手摺りを伝い歩きします。もちろん、捕獲して来た蜻蛉や蝶 は廊下で採餌します。

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