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第1566回 鳥のオスとメスの性比 ⑵

①https://news.line.me/articles/oa-rp73025/1b85de7432b5より引用の雌雄逆転の鳥のつがいのイラスト

②-1.https://www.birdfan.net/2016/05/13/43136/より引用のカワセミ(左がオス、右がメス体長約17㌢)のつがい

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②-2.http://opipo.blog.fc2.com/blog-category-82.htmlより引用のイソヒヨドリ(左がオス、右がメス体長約25㌢)のつがい

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   今回は割と身近な野鳥でご説明させて頂いておりますが、この②-1.のカワセミも雌雄同色の綺麗な野鳥として有名です。カワセミの雌雄分別方法はよくご覧になってみて頂きますと良くお分かり頂けると思いますが、右のメスのクチバシの下の部分が口紅を塗ったように赤くなっています。人間の女性のようです。また②-2.のイソヒヨドリも最近では街中に進出している野鳥です。名前の由来は、メスの身体の色がヒヨドリに似ているからだそうです。左の青い色のオスの方が目立ちます。

③-1.https://www.birdfan.net/2017/02/17/50140/より引用のオシドリ(左がオス、右がメス体長約45㌢)

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③-2.https://www.birdfan.net/2016/05/13/43130/より引用のキジ(左がオス体長約80せ、右がメス体長約60㌢)

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   この項のご紹介は共に夫婦仲が良いことが有名で結婚式では欠かせない紹介の一つになった③-1.の鴛鴦夫婦ことオシドリは、ご覧のようにオスの姿形が艶やか過ぎて、またメスはメスなりに可愛らしい顔をしています。その次に有名な昔話しの桃太郎で有名で、日本の国鳥にもなっています③-2.のキジは、凄く勇敢なことで有名です。ご覧頂きましたらお分かりのようにオスが綺麗で、メスよりも身体が大きく頼り甲斐があるようにも思えます。しかしこの二種ともに一夫多妻の野鳥です。

④-1.https://www.birdfan.net/2016/11/11/47425/より引用のトビ(左がオス体長約59㌢、右がメス体長約69㌢)

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④-2.https://www.birdfan.net/2016/05/13/43130/より引用のフクロウ(雌雄とも体長約50㌢)のつがい

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   次にご紹介致しますのは、猛禽類の雌雄の性比です。ご存知のように猛禽類は、ワシタカとフクロウの仲間のことを指します。④-1.はお馴染みのトビです。トビはタカの仲間の中でも大きな方です。この種達はヒナの頃に天敵のカラスなどから守るために、ほかの鳥類とは逆にメスの身体の方がオスより大きく作られています。身体の大きさに性比があります。④-2.のフクロウの仲間は雌雄同大同色という物で、特にフクロウは専門家でしか分からないです。鳴き声判別が難しいです。

⑤-1.https://www.birdfan.net/2018/06/01/62842/より引用のコマドリ(体長約14㌢)のつがい

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⑤-2.https://marinescape.jp/wpb/archives/27460/より引用のサンコウチョウのつがい(左ががオス体長約45㌢、右がメス体長約17㌢)

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⑤-3.https://www.birdfan.net/2017/05/12/52528/より引用の雌雄逆転のタマシギ(左がメス体長約26㌢、右がオス体長約22㌢)のつがい

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   日本三鳴鳥で有名な⑤-1.のコマドリは、雌雄同色で、嬉しいことに雌雄でさえずります。雌雄の判別は写真のように、オスの体色がメスよりも濃い色をしています。また珍鳥中の珍鳥である⑤-2.のサンコウチョウも雌雄でさえずります。また写真は青い色ですが、茶色い個体もいます。繁殖期にオスはびっくりするほど尾羽が長いです。⑤-3.のタマシギは雌雄逆転の珍しい鳥です。ご覧のようにメスが派手な色合いをし、つがいになって抱卵が唯一の仕事で、後の子育てはオスがします。

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