第135回 地球の表と裏を往き来するキョクアジサシ
①夏羽のキョクアジサシ(体長約35cm)
夏鳥のオオジシギはオーストラリアから日本にやってくる渡り鳥としては一万㌔を飛行して、日本にやってきます。ならばそれ以外で渡りの距離が長い野鳥はって検索致しましたら、キョクアジサシが浮上いたしました。何と一年のうちに北極圏と南極圏を往き来するんです。
鳩くらいの大きさで渡りの距離が三万二千㌔にも及ぶのです。北極圏で繁殖し、また南極圏に戻っていくらしいです。夏鳥とも冬鳥とも日本で繁殖しないのでわかりません!すごいロマンスを秘めた鳥で「白夜を求めて繁殖」するためまた北極圏へ向かうのですから…
②http://www.cec-web.co.jp/column/bird/bird118.htmlより引用の冬羽のキョクアジサシ
また人間のように、夏服冬服を着分けているように、夏には①タイトル写真のように、赤いクチバシ、赤い足です。また冬には②の写真のようにクチバシ、足と共に黒くなります。日本のアジサシによく似ていますが、クチバシや足が短いです。
③http://www.asahi.com/special/NorthPole/photo/142.htmlより引用のキョクアジサシのつがい
③の写真はキョクアジサシのつがいです。大概の野鳥のオスはメスに給餌します。そのため、右側がオスで左側がメスということになります。北極圏で繁殖するときは夏、また南極圏に戻ったときも夏だといいます。何と白夜も経験しますからいつ寝ているんでしょうか?
④キョクアジサシとともに旅するハシボソミズナギドリ(体長約42cm)
キョクアジサシとともに?北極圏と南極圏を往き来する野鳥は他にもいます。④のハシボソミズナギドリです。キョクアジサシより大きなこのやちは超寿命でも比較されます。でもキョクアジサシの方が両方とも上まっています。でもなぜそんなに長く旅鳥をする野鳥が超寿命なんでしょう。
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