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第1126回 鳥を見て飛行機を思いついた人

①http://karapaia.com/archives/52217868.htmlより引用のレオナルドダヴィンチの自画像

   レオナルド・ダ・ヴィンチは、イタリアのルネサンス期を代表する芸術家で、フルネームはレオナルド・ディ・セル・ピエーロ・ダ・ヴィンチといいます。音楽、建築、数学、幾何学、解剖学、生理学、動植物学、天文学、気象学、地質学、地理学、物理学、光学、力学、土木工学など様々な分野に顕著な業績と手稿を残しました。レオナルドは科学的創造力の面でも畏敬されて、ヘリコプターや戦車の概念化、太陽エネルギーや計算機の理論など、様々な分野にまで及んだ天才です。

②https://www.gazaihanbai.jp/products/detail/product_id/60550.htmlより引用のレオナルドダヴィンチの代表作モナリザ

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   レオナルドで一番有名なのは芸術家としての才能です。レオナルドが16世紀に描いた小規模な肖像画で、ルーヴル美術館が所蔵する『モナ・リザ』は、世界でもっとも有名な絵画作品といわれています。描かれている女性が浮かべているとらえ所のない微笑が高く評価されている作品で、口元と目に表現された微妙な陰影がこの女性の謎めいた雰囲気をもたらしています。この微妙な陰影技法は「スフマート」あるいは「レオナルドの煙」と呼ばれています。1500年代の誉高き作品です。

③https://www.pinterest.jp/pin/431501208025450628/より引用のレオナルドダヴィンチの作品最後の晩餐

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   『最後の晩餐』は、レオナルド・ダ・ヴィンチの作品の一つで、キリスト教の新約聖書のうちマタイによる福音書第26章やヨハネによる福音書第13章等に記されているイエス・キリストと12使徒による最後の晩餐を題材としたもので「12使徒の中の一人が私を裏切る」とキリストが予言した時の情景が描かれています。ミラノにあるサンタ・マリア・デッレ・グラツィエ修道院の食堂に描かれたもので、1945年から制作に取りかかり、1498年に完成している。作品は殆ど未完とも言われるレオナルドの絵画の中で、数少ない完成品です。

④https://www.google.co.jp/amp/s/gamp.ameblo.jp/tolkkikun-ao9/entry-12534072608.htmlより引用のレオナルドダヴィンチの発明品空気スクリューヘリコプター 

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   ダヴィンチは『モナリザ』『最後の晩餐』といった歴史的な名画の数々を残す一方で、天才発明家としての顔も持ち合わせていました。ルネサンス当時に発案された非常に画期的なアイデアは、現代に生きる我々が見ても心躍らされる素晴らしいものばかりです。まずはダヴィンチと言えばのヘリコプター(④のイラストの上段左から二番目)は空気スクリューと呼ばれて、その動力が人力か、またはコマに巻いた紐を解く様な力を使って回転力を得るのか、正確には分かっていないそうです。

⑤https://ja.m.wikipedia.org/wiki/オーニソプターより引用のレオナルドダヴィンチの発明した羽ばたき飛行機

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   ダヴィンチの発明での傑作は、1490年に⑤の写真のようなオーニソプターの設計図を描きました。ダ・ヴィンチのそれは単なる空想ではなく、トビなどの鳥をつぶさに観察し、羽ばたきの仕組みや骨格などを詳しく調べた結果のものであった。いくつかのタイプがあるがどれも主に脚力を利用して羽ばたく構造で、実際に製作されたという説もあります。このダヴィンチの設計図をもとに、フランスやドイツ、イギリス、そして日本でも、設計図を基に飛行することを目指しました。



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