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第580回 季節の野鳥 -秋の野鳥-

①https://www.photolibrary.jp/img413/225151_4004500.htmlより引用の野鳥のイラスト

モズ(体長約20㌢ 留鳥)

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   秋になると、電線や公園などの一番高い樹々のてっぺんから「キチキチキチ、ギー」などと甲高い鳴き声が聞こえてきます。その張本人がモズなのです。モズといえば有名なのが、その漢字表記がモズと二文字なのに「百舌鳥」と三つの漢字を使います。また「早贄(はやにえ)」といわれる冬のための貯食なのか縄張りのための生贄なのか、解明はされていません。謎の多いモズです。

ハクセキレイ(体長約21㌢ 留鳥)

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    ハシブトガラスキジバトイソヒヨドリのように普段は街中にいないはずの野鳥が人間に対して警戒心が薄いのか、コンビニなどの駐車場なんかにも、車に轢かれそうにもなるまで飛び立とうとしません。ドバトに次いでお前もかって感じです。ハクセキレイは「白鶺鴒」と漢字表記し、背が綺麗な野鳥という名前を貰っています。水辺に生息していたこのハクセキレイが街中にいます。

コサギ(体長約61㌢ 留鳥)

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   私には自然の中で真っ白な野鳥といえば「ツル」や「ハクチョウ」ね仲間を思い出しますが、私の住む街で身近に見える白い野鳥といえば、このコサギです。私のマンション下に流れる河川の上の方に、繁殖期にサギ類の「コロニー」を形成するときのそのコサギたちのかたまりは、白いビニール傘が何十本も樹々に掛けてあるような錯覚を起こします。身近な真っ白なコサギです。

ツグミ(体長約24㌢ 冬鳥)

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   このツグミも秋も半ばになると、枯葉も山寄りの公園などに地面に広がり始める頃に、このツグミは人を警戒しながら、直立不動になって立っています。面白いほどこっちを見ながら…せしてほかの方を見やっていると、いつのまにかうごきだして、またその方を見やってみると立ち止まって直立不動の姿勢です。まぁその姿が愛おしく、達磨さんが転んだを字でいくツグミです。

マガモ(体長約59㌢ 冬鳥)

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   この⑥の写真の野鳥であるマガモは皆さんご存知の人気のある「カモ」の仲間だと思います。私はまだまだ若い頃、服装はトラッドが好きで、その手の店によくウインドショッピングしました。すると必ずと言っていいほどそのお店の棚やショーケースの中にはマガモのデコイはありました。さぁまた暇な時を見計らい、この街一番の大きな溜池のある公園に行き、このマガモがいるかと。

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