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第1482回 街中で見かける鳥

①http://www.kyoei-tokyo.jp/shopdetail/000000007004/より引用の街中で見かける鳥のイラスト

   ①のタイトル画のように、最近では色んな野鳥が街中で生活しています。タイトル画には、スズメを初めとして、ハシブトガラスハシボソガラスメジロシジュウカラツグミツバメコゲラムクドリヒヨドリドバトキジバトモズジョウビタキウグイスとか、多くの野鳥が描かれています。中には、昔から身近にいる種。最近では、急に身近になってきた種、まだまだ、身近とはいえず、距離を置いている種。全く条件の異なる生息地から、やってきた種と様々です。

②-1.http://kaonikki256.blog74.fc2.com/blog-entry-586.htmlより引用の電柱の角柱に営巣するスズメ(体長約15㌢)のつがい

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②-2.https://www.google.co.jp/amp/s/www.asahi.com/amp/articles/ASJ594VXYJ59ULBJ005.htmlより引用の民家の軒先に営巣するツバメ(体長約17㌢)

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②-3.http://sumiyoshi-rw.jugem.jp/?eid=307#gsc.tab=0より引用の街中に集まり餌を貰うドバト(体長約33㌢)

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   この②-1.〜3.の写真の鳥たちは、私が生まれた頃から、すごく身近にいるまるで空気のような存在です。自分の生活の周りにいて、当たり前みたいに思っています。スズメは新建材の民家の一軒家が増えて、その数を減らしていますが、②-1.のように電柱なんかを利用していますし、また②-2.のツバメの営巣にしても、やはりその生息数を減らしても、毎年生まれ故郷に春先に戻ってきます。②-3.のドバトに至ってはいつも変わらず公園や駅など人が集まる場所には必ずやってきます。

③-1.http://3bandhu.blog63.fc2.com/blog-entry-703.htmlより引用の以前は時折り街中に現れたハシボソガラス(体長約50㌢)

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③-2.https://amanaimages.com/info/infoRM.aspx?SearchKey=32060000575より引用の街中に進出して来たハシブトガラス(体長約56㌢)

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   ②の項の野鳥たちは、その生息数の減少があっても、スズメや、ツバメはその生まれ持った本能からか、またドバトは過去の歴史においての飼鳥であった長い修正から、私たちの身の周りにいます。③のカラスは人の生活環境の変化によって、③-1.の私たちが子供の頃にカラスが鳴くと良くないことが起きると言われたハシボソガラスは、ドブネズミのいなくなった街から去り、また③-2.のハシブトガラスは、ゴミ袋で出すようになった生ゴミを求め街中に進出して、数を増やしました。

④-1.https://gogo39.com/mukudori-gazouより引用の街中で集団行動するムクドリ(体長約24㌢)

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④-2.https://blog.goo.ne.jp/taka_owl_bb/e/5a57c4e5ad419ab95caf1cee42bfeebfより引用の街中でも営巣するヒヨドリ(体長約28㌢)

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   そんなカラスだけではなく、人の住むその身近な向こう側の里山からの移住や、今までが漂鳥としての冬鳥であったものが、留鳥として街中に止まったりと、以前にはいなかった野鳥も街中にやってきています。④-1.のムクドリはかつては、農産物の害虫を食べる益鳥とされていましたが、開発により、里山から街中でより集団行動して生息します。また④-2.のヒヨドリは漂鳥と留鳥に分かれ、街中に定住したものは、甘いものに目がなくて、桜の花が咲く頃にその蜜を弁ごと食します。

⑤-1.https://www.google.co.jp/amp/s/www.pinterest.jp/amp/shigerumatsuzaki/%25E3%2582%25AD%25E3%2582%25B8%25E3%2583%2590%25E3%2583%2588/より引用の街中に引っ越してきたキジバト(体長約33㌢)

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⑤-2.https://www.pinterest.jp/pin/835699274578353693/より引用の水辺から移住してきたハクセキレイ(体長約21㌢)

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⑤-3.http://ehime-furusatojuku.com/contents/gallery/boa/201607_273より引用の人工物が大好きなイソヒヨドリ(体長約25㌢)

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   何も街中の私たちの身近な鳥になったのは、ムクドリヒヨドリだけではありません。最近で、すごくその存在感が増しているのが、別名ヤマバトの⑤-1.のキジバトです。少しだけドバトより小さな鳩で集団性はありません。やはり開発のもと山から街中へ。⑤-2.のハクセキレイは川などの水辺の鳥から街中のコンビニなどの駐車場にいます。また、海辺から街中への進出は、⑤-3.のイソヒヨドリです。その名前の通りに磯辺の野鳥が、コンクリートのビル街という、人工物への進出です。

⑥-1.https://www.pinterest.de/pin/703756176520423/?send=trueより引用の、街中の公園などに進出してきたシジュウカラ(体長約14㌢)

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⑥-2.https://www.birdfan.net/shizen/kisetsu/spring.htmlより引用の民家などの樹木に集まるメジロ(体長約12㌢)

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⑥-3.https://blog.goo.ne.jp/romeo135bb/e/70cf5e053a4f715a5b413367068bb352より引用の街中の樹木にやってきたコゲラ(体長約15㌢)

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   ④や⑤の項の野鳥たちは、今まで食していた餌の代替えとしての、今からの主食となる餌を人のいる街中で見つけて、生息していくことを選びましたが、⑥の項のシジュウカラや、メジロコガラなどの野鳥たちは、人が野鳥と共生するために、街中の公園や、住宅街に緑を増やすことによって、街中への露出度が増えてきた野鳥たちといえます。シジュウカラは主食の虫の幼虫、メジロは民家の梅や椿の花の蜜や実を食べに、また、コゲラは、営巣できるくらいの街の植樹が要因です。

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