第1685回 『山海経』の鳥たち ⑶
①https://yamimin-planet.com/山海経に登場する妖怪たち〜北山経〜/より引用のイラスト
②卷二 西山經(山海經第二) その二
(19)https://prometheusblog.net/2017/12/02/post-6402/より引用の怪鳥大鶚(たいがく)
鍾山(しょうざん)に生息し、鼓(こ)が死んで化した姿。鳶のような姿の鳥で赤い脚、真っ直ぐなクチバシ、白い首を持ち黄色い模様があり、白鳥のような声で鳴き、これが現われるとその国で旱魃(かんばつ)が起こるらしい。
(20)https://www.google.co.jp/amp/s/myth.maji.asia/amp/sakuin_si.htmlより引用の怪鳥鵕鳥(しゅんちょう)
符禺之山(ふゆのやま)に生息し、カワセミのような姿の鳥で赤いクチバシを持ち、飼うと火を防ぐといいます。
(21)https://zh.m.wikipedia.org/wiki/File:Imperial_Encyclopaedia_-_Animal_Kingdom_-_pic111_-_欽原圖.svgより引用の怪鳥欽原(きんげん)
昆侖(こんろん)の丘に生息する鴛鴦(おしどり)程の大きさの蜂のような姿の鳥で、刺されれば鳥獣は死に木は枯れます。
(22)https://prometheusblog.net/2017/12/02/post-6402/より引用の怪鳥鶉鳥(じゅんちょう)
昆侖の丘に生息する鳳皇(ほうおう)の仲間。帝のあらゆる器物、服飾を司ることができます。
(23)https://myth.maji.asia/amp/item_hippou.htmlより引用の畢方(ひっぽう)
章莪之山(しょうがのやま)に生息し、鶴のような姿の鳥で一本足、青い体に赤い模様があり白いクチバシを持ちます。自分の名の「ヒッポウ」と鳴きます。これが現われた国は原因不明の火事が起きるそうです。
(24)https://myth.maji.asia/amp/item_si2.htmlより引用の怪鳥鴟(し)
西山の三危山に棲む鳥で、らく=鷹の仲間のような姿で頭一つに三つの体を持つ鳥だといいます。
(25)https://zh.m.wikipedia.org/wiki/File:Imperial_Encyclopaedia_-_Animal_Kingdom_-_pic115_-_鵸鵌圖.svgより引用の鵸鵌(きよ)
翼望之山(よくぼうのやま)に生息し、烏のような姿の鳥で三つ首で尾が六本ありよく笑うそうです。服用すれば夢にうなされなくなり、また凶を防ぐのに良いです。
(26)https://myth.maji.asia/amp/item_touko.htmlより引用の怪鳥当扈(とうこ)
上申之山(じょうしんのやま)に生息する雉のような姿の鳥。髯(ぜん=喉ないし口あたりの毛のこと)で飛ぶといいます。食べるとめまいがしなくなるともいいます。
(27)https://myth.maji.asia/amp/item_zinmenkyou.htmlより引用の怪鳥人面鴞(じんめんきょう)
崦嵫之山(えんじのやま)に生息し、鴞(フクロウ)のような姿の鳥で人面で猿の体、犬の尾を持ち、自分の名前で鳴きます。これが現われた国は大きな旱魃(かんばつ)に見舞われるといいます。
(28)https://myth.maji.asia/ki.html#kiyoより引用の怪鳥鵸䳜(きよ)
帶山に生息し、烏のような姿の鳥で体は五彩(青黄赤白黒)に彩られ赤い模様が入っています。自らで生殖し、食べると悪い出来物になりません。同じ名前の鳥鵸䳜(きよ)が西山の翼望之山にいる様です。
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