第1079回 こんな野鳥も ⑶
①https://www.pinterest.jp/pin/717268678123411963/?amp_client_id=9oBuPZWTqlFIVv5w9qqより引用のイラスト
②http://www.worldranch.co.jp/petsale/bird_008.htmlより引用の短足すぎるチャボ(体重約0.6〜0.7kg)
②の写真は観賞用の鶏でありますチャボ(矮鶏)です。日本の天然記念物に指定されています。他の鶏と比べてみると小型の鶏だとすぐに判ります。私は小学校の5〜6年の二年間にヒゴイにウサギと、ハクショクレグホン、アヒル、そしてチャボの飼育係でした。他にも大型ケージにつがいのキジ、セキセイインコ、文鳥、十姉妹などが飼われていました。このチャボは尾羽がピンと上がり、鶏小屋の掃除の際に逃げ出し、素早く走られ、方向変換よろしくこんな短い脚でと思いました。
③https://gamp.ameblo.jp/france-lifestyle2/entry-12201746435.htmlより引用の身体の割に細くて小さなツバメの脚
③の写真は皆さんもご存知の春先三月中旬に日本に帰ってくるツバメです。ゴールデンウィークの頃にもなると、あちこちの民家の軒先で、つがいになった雌雄が力合わせて作った巣に、ヒナたちが大きく口を広げて、親鳥のエサをねだって元気よくエサごいをしています。親鳥は大空を滑空し、空に舞う蝶や羽虫をフライングキャッチします。空をすいすい飛行するツバメの姿はかっこいいなと思いますが、田畑に降り立ち、巣材の泥や枯れ草を歩いている時は細くて短足な脚です。
④身体の割に脚の長さが約25㌢もある長すぎるセイタカシギ(体長約37㌢)
私の住む街の数ある溜池の水抜きをするころ、どこからともかく、シギチの仲間が、浅瀬になった水溜りにいる小魚やエビなどの餌を巡って、空から舞い降ります。なんせ種類が半端でないシギチのことですから、遠目にみる私の眼には詳しくはわからないのです。しかし身体の割に長い脚や細長いクチバシはシギチの特徴そのものです。日本では旅鳥または留鳥です。かつて迷鳥として希に記録される程度でした。しかし、こんなスマートで脚の長いセイタカシギは見たことがないです。
⑤http://karapaia.com/archives/52194796.htmlより引用の巨大な脚のドンタオ鶏(体重約3〜6kg)
この⑤の写真の鶏の上半身を見るだけでは、ちょっとだけナゴヤコーチンに似た外国の鶏だなあとしか思いませんが、一旦視線を下の写真に眼を移すととんでもないようなこの鶏の足が見えます。この鶏の名前はドンタオ鶏と言って、別名をドラゴンチキンと呼ぶそうです。ベトナムのドンタオコミューンという地区の鶏らしいです。キングチキンと言われて、王室御用達の鶏肉が美味しい鶏です。自由に歩き回らせながら育てていますからこのような特徴的な脚の鶏になったらしいです。
⑥https://qph.fs.quoracdn.net/main-qimg-950d68d40cb923a09b5f183499beac34より引用の意外と長いフクロウの脚
フクロウに関してはまだまだわからないことも多く、猛禽類に属していますが鷲鷹のように、メスの方がオスより身体が大きいということもなく、雌雄同色で、僅かにオスの体色や班や帯状模様が濃いかなという程度のものです。またフクロウの眼は顔の真っ正面に人と同じように付いているのにも関わらず、眼球は双眼鏡のような仕組みをしていて、首の角度は約280°回転し、左右前後を見渡すことができます。また焦点の脚はこの⑥の写真のように毛皮のコートに普段は隠しています。