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第100回 人より偉いスズメ(4回目)

①何故か仲間をかばうような仕草のスズメ

   野鳥を語るとき、やっぱり基準になる野鳥は身近すぎるほど身近な存在のスズメです。体長約15cmのちっちゃな野鳥…見た目は決して綺麗とか、さえずりが上手いとかじゃなく、茶色に黒班のあんまり目立たず、地味な野鳥…でもそれがたまらなく自然なんです。

②普段は集団行動のスズメ

   私はマンション暮らしなので、屋根で戯れるスズメたちを知りませんが、寝室の窓から近所の民家の屋根や植え込みに集まっているスズメたちを上から眺めることも楽しみです。またマンションの玄関を出た植え込みにも数羽ですが、ピョンピョン跳ね回ります。

③水浴びもするけど、砂浴びもするスズメ

   街に出向いて公園に行けば、ハトとともにスズメたちが、子連れ家族の撒いたパンくずやスナック菓子をついばんでいます。スズメは雑食なのでパンやお菓子なんかも食べるのです。スズメからは凄くおっきなハトですが割と仲良く食事します。

④仲睦まじいスズメのつがい

   スズメの繁殖期は春先から秋口までなので、つがいになるや集団行動はやめて夫婦で行動し、子育てのために虫を採餌してヒナにも与えます。抱卵も代わる代わる両親が行い、採餌も交代で行います。今の社会からすれば、オス親は大変なイクメンです。

⑤子育て教育中のスズメの親子

   ヒナが巣立ちしたからといって、子育ては終わららません。⑤のように若鳥を集めて、オス親がしつけ教育を行います。採餌の仕方、人との接し方、若鳥たちは親に服従します。親から離れず親の仕草を見て習う。反対に私たちもスズメを見習わなくてはなりません。

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