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第1730回 身近なスズメ

①https://global.canon/ja/environment/bird-branch/photo-gallery/suzume/index.htmlより引用の身近なスズメ(体長約15㌢)

   ①の写真のスズメって身近な野鳥は、思えば私も皆さんも、産まれて育ったその家にずっと一緒にいるいわばさん隣人だと思います。おぎゃあ時泣き、時を得て今の自分がありますが、ずっと見守るように私たちの側にいるではありませんか。近年その生息数を減らしたといいますが、私たちの住まいが木造住宅から鉄筋コンクリートの住まいに変化しているのですから仕方ないことは思いますが、人間も栄養事情や医学の進歩で、寿命を伸ばしてはいますが、少子化が押し寄せています。

②-1.https://buzzmag.jp/archives/249982より引用の新感覚な電柱の角柱に営巣するスズメ

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②-2.https://j-town.net/2020/04/19303877.html?p=allより引用の桜の花をちぎりとり蜜を吸うスズメ

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   前項ではスズメの住まう木造住宅が減ってきて、スズメは住宅難に陥っていますが、たくましくツバメの巣を乗っ取ったり、また②-1.のように電柱の角柱という、今までの木造から鉄骨の家に鞍替えもしています。電柱なら人の住む民家の近くにかならずありますから、今まで通り人に守られていることには変わりありません。②-2.は最近では桜の開花にメジロヒヨドリがクチバシを活かし蜜を吸います。それを見て短いクチバシのスズメは花びらをちぎりとり、蜜を吸う頭の良さです。

③http://amecell-garden.cocolog-nifty.com/blog/2015/01/post-432f.htmlより引用の人と生活しているスズメ

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   良くハシブトガラスハシボソガラスのカラスの仲間は知能が高いことは、私で無くても色んな書物やネット、マスコミなどで伝えられています。道具を使うとか、電線に宙吊りになって遊んでいるとか、公園の水飲み場の水洗を回して水を飲んだとか、皆さんも聞かれたことがあると思います。これはカラスが公園など人の集まる所で、人の動きを観察して勉強しているからと言います。③の写真のようにスズメは、最も私たちの住まいに身近に住む、観察力の強い鳥だと思います。

④https://www.google.co.jp/amp/s/gamp.ameblo.jp/gansan01/entry-10942784717.htmlより引用のシジュウカラ(体長約14㌢)を見つめるスズメ

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   ④の写真はカラ類の中でも、慎重意思なシジュウカラです。こういう民家の庭先に餌台であるとか、このような水飲み場を設置されますと、まず第一にやってくるのが身体は小さいですが向こう気の強いメジロです。またその餌が甘い果実であったりしますと余計です。するとそれを見た身体の大きなヒヨドリに蹴散らかされます。そんなヒヨドリを見据えてやっとこさやってくるのがこのシジュウカラです。そのシジュウカラより身体の大きなスズメが、その後やっとこさ使用します。

⑤-1.https://yaaboo.net/?p=1200より引用の人の手に餌をが有るとやってくるヤマガラ(体長約14㌢)

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⑤-2.https://www.birdfan.net/2017/03/03/50651/より引用の人を見上げて見るスズメ

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   カラスは人の顔も見分けると言います。⑤-1.はヤマガラが人の手から餌を貰うために、人の手に乗って愛想良く餌を頂きます。それが自分の住まう山中であろうと、庭先であろうとも。⑤-2.の写真はスズメが見上げて人の顔を見ているところです。ヤマガラは人の手に乗せられた餌を見て、その餌を食べるために人の手に乗って食べます。しかし、スズメはその人の顔を見て、餌をくれる人か見分けます。そして決して餌を持っているからと人の手には乗りません。かなり頭が良いです。

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