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第86回 身近な賢いハシブトガラス(3回目)

①https://blogs.yahoo.co.jp/urso744mg/51413309.htmlより引用の電信柱に作られたカラスの巣

   身近な野鳥で、カラスといえばハシブトガラスのことです。私の住む街には一方のハシボソガラスもいるため、この記事の中にも重なり合った部分が出てくると思いますが、そのあたりご理解のほど賜ります。私の住む街でもカラスの巣は問題視されています。

②https://idobata1.com/archives/992より引用のハシボソガラスの巣

   ハシブトガラスは頭が良いから色んな巣を作ります。小さなスズメは軽いワラや干草のワラ製の家。ツバメは田んぼの土とワラの土壁の家。大きなドバトは木の枝のを使った木造住宅。そして頭の良いハシブトガラスはハンガーを使った鉄骨の家です。

   ②の樹上の巣はハシブトガラスの巣ではなく、ハシボソガラスの巣です。カラスなぜ鳴くの〜でお馴染みの童謡「七つの子」はハシボソガラスの巣にヒナがいて、そのヒナに餌を与えなければならないから早く山に帰るというものです。山では樹上に巣を作るのが当たり前です。

③https://matome.naver.jp/m/odai/2142865113393317501/2142865296895556303より引用のハンガーで作ったカラスの巣

   身近な野鳥も様々な材料で巣を作ります。でも、人間写真でもそうですが、人は進化して原始人の生活から今現在の生活をしています。住居でいうと、耐震設計で丈夫な鉄筋コンクリート構造の建物です。地震や台風が来ても大丈夫な住まいをハシブトガラスも…

   そこまではいきませんが、ハシブトガラスの巣は最近スチール製のハンガーを用います。民家のベランダから失敬してくるのです。木の枝より鉄の方が丈夫だと知っているのです。やっぱり、森林から人間社会の街に進出してきただけの頭の良さは凄いです。

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