見出し画像

第1521回 鳥の名前の植物 ⑴

※https://www.pinterest.jp/patapataneko/mugny/より引用のとりもちのイラスト

①-1.https://www.engei.net/Browse.asp?ID=160065より引用のアイスフォーゲル(ツルバラ)

画像1

①-2.http://shokubutsu-zukan.net/blogs/kyohana/2010/03/post-284.htmlより引用のウグイスカグラ

画像2

   ⑴  アイスフォーゲル(洋種アジサイの一品種)→
ドイツ語でカワセミのこと
⑵  アオサギソウ(ミズトンボ【ラン科】の別名)→
アカザ=英名Fat Henとも呼ばれる(鶏の餌)
⑶  イヌガンソク(犬雁足)→胞子葉が雁の足に似る
近縁のクサソテツは別名ガンソク
⑷  ウグイスカグラ(鶯神楽)→鶯隠れ説なども
⑸  ウグイスゴケ(鶯苔)→地衣類、色が鶯の印象
⑹  うずら豆→インゲンマメの一種。ウズラの卵の模様に似る

②-1.https://www.weblio.jp/content/鵜松明樺より引用のウダイカンバ

画像3

②-2.https://www.weblio.jp/content/金雀枝より引用のエニシダ

画像4

⑺  ウダイカンバ(鵜松明樺)→樹皮に油分を多く含み、雨の中でも消えない。鵜飼の松明に使用
⑻  金雀枝(えにしだ)→黄金色の花の揺れる様が、雀が枝で囀っているように見える
⑼  オオイヌノフグリ(英名"Bird’s eye")→可憐な花を鳥の目にたとえた
⑽  オダマキ→1.  学名のアキレギアAquilegiaはラテン語の鷲aquilaから  2.  曲がった距の部分が鷲の爪に似ているから   3.  英名columbineコロンバイン→ ラテン語のコロンバ(ハトのこと)
❶ 逆さに開いた花を、羽を広げた鳩にたとえた。
❷ 輪になって水を飲む鳩の姿
(11)  オトギリソウ→鷹の傷を治す秘薬がオトギリソウである

③-1.https://arakawasaitama.com/hanaindex/subkasumagusa.htmlより引用のカスマグサ

画像5

③-2.http://www.plantsindex.com/plantsindex/demo_html/demo_db/result39900.htmより引用のカノツメソウ

画像6

(12)  オーニソガラム(Ornithogalum)→ラテン語のオルニスornis(鳥)+ガラgala(牛乳)
(13)  カスマグサ→カラスノエンドウとスズメノエンドウの中間の大きさで、カとスの間という意味
(14)  カナリークサヨシ(イネ科)→カナリアの餌として導入され、野生化
(15)  カノツメソウ→タカノツメソウの『タ』が抜け、上の方の葉は三出葉で先がとがる
(16)  カモガヤ(英名"Cock’s-foot"雄鶏の脚)これを鴨(ダック)と間違えて和名となった

④-1.https://www.pref.kyoto.jp/kankyo/rdb/bio/db/flo0170.htmlより引用のカモノハシ

画像8

④-2.https://matsue-hana.com/hana/kamonohasi.htmlより引用のカモノハシの穂

画像7

④-3.https://www.hanasanpo.org/野山の花アルバム2/ラン科1/カモメラン/より引用のカモメラン

画像9

(17)  カモノハシ(イネ科)→穂が鴨の嘴に似る
(18)  カモメヅル→葉が対生でカモメが翼を広げた姿に似る
(19)  カモメラン→鴎蘭ではなく、鴨目蘭  唇弁の小さな斑紋が鴨の胸の斑紋に似る
(20)  カラスウリ→❶  中国では昔、『がろう』、『くろう』と呼ばれ、カラスの声に似ることから
❷  人が食べないので、カラスが食べるかもと考えて(唐朱瓜説も)

⑤-1.https://sansaibook.com/ヤハズエンドウカラスノエンドウの時期・採り方/より引用のカラスノエンドウ

画像10

⑤-2.https://www.ootk.net/cgi/shikihtml_s/shiki_347.htmより引用のカリガネソウ

画像11

(21)  カラスザンショウ→サンショウに似るが食用に適さない 
(22)  カラスノエンドウ→実が熟すと真っ黒になる
(23)  カラスムギ→和名は人間の食用には適さないため  別名 燕麦(エンバク)  属名は鳥
(24)  カリガネソウ→花が家紋の『結び雁金』に似る。
(25)  ガンクビソウ→雁首(キセルの先端)に似る。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?