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第350回 キツツキを調べると…

①https://www.google.co.jp/amp/s/chicodeza.com/freeitems/kitutuki-illust.html%3Famp%3D1より引用

   キツツキと言う名の野鳥はいません。キツツキは漢字表記で「啄木鳥」という字があてがわれていますがそんな鳥はいません。ゲラという鳥の総称が「キツツキ」です。「フクロウ」も総称で梟と表記され、また『フクロウ』と『ミミズク(木兎)』に分かれますが個体のフクロウはいます。

②http://forester.uf.a.u-tokyo.ac.jp/~ishiken/japanese/kogera/woodpeckerchar.htmlより引用のキツツキの垂直止まり

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   ②はキツツキの趾(あしゆび)や尾羽によって、木に垂直に止まることができる仕組みについてです。趾は第二指、第三指が前、第一指、第四指が後ろ。第二~四指を主に使って趾を固定して、またずり落ちないように、尾羽は硬く、特に太くて硬いのは中央の四枚です。これで支えています。

③http://www.eco.misawa.co.jp/eco_answer/build/index.htmlより引用のキツツキの巣穴

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   どうやら世間ではキツツキといえばアカゲラのようです。③はキツツキの営巣です。ねぐらと巣は違います。キツツキは営巣するのはオスの仕事で、抱卵もオスがします。穴は一箇所しか開けません。またねぐらの穴は二つ以上開けます。蛇などの天敵から逃れ、もう一つから脱出します。

④https://www.irasutoya.com/2015/06/blog-post_94.html?m=1より引用のキツツキのドラミング

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   ちょっと書ききれなかったので補足です。キツツキのメスは抱卵もしないし、オスをおいてメスはねぐらで一夜を過ごします。キツツキはさえずらない代わりに「ドラミング」をします。雌雄ともに「ドラミング」しますがやはりオスが多いです。それはやはり縄張りとメス獲得のためです。

⑤http://forester.uf.a.u-tokyo.ac.jp/~ishiken/japanese/kogera/woodpeckerchar.htmlより引用のキツツキの舌

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   キツツキは「ドラミング」すると本来なら衝撃が半端じゃないはずです。「ドラミング」は一秒間に約25回も行うコゲラが一番早打ちです。小さな身体ゆえです。また⑤の図のように長く特殊な舌が脳を守って、キツツキは何事もなかったように、「ドラミング」や穴開けができます。

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