第1406回 四季の鳥 (秋)
※https://brush-stock.com/word/nature/vewona000011より引用の漢字のイラスト
①https://www.birdfan.net/2010/04/23/5265/より引用のウズラ(体長約20㌢)
⑴ 鶉(ウズラ)
キジ科の鳥。ヨーロッパ、アジアに分布。日本では中部以北で繁殖し、秋冬に九州に南下する漂鳥。頭が小さく、ずんぐり。農耕地や草原に生息しますが、採卵・肉用の家禽が多いです。卵は栄養が高く、さまざまに調理されます。鳴き声に艶があり、変化に富む鳴き方をする鳥なので、江戸時代には籠飼いし、鳴き合わせが流行しました。
②https://www.birdfan.net/2018/11/02/65902/より引用のアカゲラ(体長約24㌢)
⑵ 啄木鳥(キツツキ)
キツツキ科の鳥の総称。別名ケラ。ほぼ全世界に生息し、種類は多い。大きさも羽色も種類により異なりますが、一般にオスの頭は赤い。クチバシは長く、足の指は前後二本ずつで鋭い爪があり、木登りに最適。森林にすみ、木の実を食べるが、木の幹に穴を開け、中の昆虫を捕食します。春の繁殖期には、幹を叩くドラミングで求愛します。
③https://www.birdfan.net/2020/03/13/77956/より引用のタシギ(体長約27㌢)
⑶ 鴫又は鷸(シギ) シギ科の鳥の総称。種類は多く、日本に棲むのは、アカアシシギやイソシギなどの五種類。体は一般的に灰褐色で、下面は淡い色、夏羽は赤褐色になり、黒班の出るものが多いです。クチバシも細長いが、曲がったもの、へらの形をしたものなどと色々である。海浜や河口などに生息します。
④https://www.birdfan.net/2019/05/17/70714/より引用のシジュウカラ(体長約14㌢)
⑷ 四十雀(シジュウカラ)
シジュウカラ科の鳥。背は灰青色で、腹、頬は白く、胸から頭にかけて黒条があります。日本全国に見られるが、春、夏は山地、秋には人里に姿を現わす。都会の公園などでも見かけます。樹木の洞や石垣の隙間に巣を作り、巣箱もよく利用します。張りのある声で「ツツピー、ツツピー」と鳴きます。始終巣を空にするから、四十雀はウソ。
⑤https://www.birdfan.net/2020/03/06/77829/より引用のツグミ(体長約24㌢)
⑸ 鶫(ツグミ)
ヒタキ科の鳥。シベリアで繁殖し、秋大群をなして日本へ渡来する冬鳥。夏至を過ぎると口をつぐんだように鳴き声をしないのが名前の由来。関東地方では鳥馬と呼ばれますが、歩き方が馬のように速いところから出た呼び名です。肉が美味なので、昔は大量に捕獲されましたが、いまは禁猟。
⑥https://www.birdfan.net/2018/11/02/65848/より引用のトキ(体長約76.5㌢)
⑹ 鴇又は朱鷺、桃花鳥、紅鶴(トキ)
トキ科の鳥。特別天然記念物に指定。現在では、新潟県佐渡島にわずかに見られるだけ。1960年には国際保護鳥にも指定され、民間研究者による保護、人口繁殖も行われています。体は白色で、トキ色(淡紅色)を帯び、顔は皮膚が裸出し赤い。日本のトキは約二百羽が監視下、生息しています。
⑦https://www.birdfan.net/2019/06/21/71655/より引用のヒヨドリ(体長約28㌢)
⑺ 鵯又は白頭鳥(ヒヨドリ)
ヒヨドリ科の鳥。日本、台湾に分布。体は灰褐色で尾は長く、クチバシは細くて鋭い。鵯という名は昔し稗を主食とした頃、ヒエドリと呼んだのが変化したもよう。山裾の林に生息し年中現れます。頭の羽毛が乱れて白く見えるところから、白頭鳥とも。百舌鳥や頬白の鳴きまねをします。
⑧https://www.birdfan.net/2017/06/30/53896/より引用のムクドリ(体長約24㌢)
⑻ 椋鳥又は白頭翁(ムクドリ)
ムクドリ科の鳥。全国に分布。モンゴル東部、中国、シベリアなどで繁殖。秋には北日本から南下します。里の林に群棲しますが、繁殖期以外には数千羽の群れで生息し、雑木林が一万羽以上のねぐらになることもある。椋の実を主食としないのにムクドリと名付けられました。また頭に白い毛があるところから、白頭翁とも呼ばれています。
⑨https://www.birdfan.net/2019/06/28/71826/より引用のメジロ(体長約12㌢)
⑼ 目白(メジロ)
メジロ科の鳥。日本産の鳥で全国に生息。北方にいるもには冬に南下します。目の周りに白いアイラインが名前の由来。よくウグイスと間違われます。色は黄緑色です。一つの枝に体をくっつけあって並んでとまるところから「目白押し」という語ができました。秋冬には群れて餌を探します。
⑩https://www.birdfan.net/2019/11/29/75043/より引用のモズ(体長約20㌢)
⑽ 百舌鳥又は鵙(モズ)
モズ科の鳥。日本全国に分布。秋には高鳴きをします。百舌とも書き、よく通る鳴き声。他の鳥の鳴き声を真似てつがい相手を引きつけます。体は灰褐色で雄は顔に黒い過眼線があり、肉食です。捕獲した蛙や昆虫などを枝に刺しておく習性があり、これは「百舌鳥の速贄」といわれ有名です。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?