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第651回 野鳥の雑学(身近編)

①https://store.shopping.yahoo.co.jp/zakkakirara/290000236.htmlより引用のフクロウの博士

②身近な野鳥のスズメ

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   ②の写真のスズメは私たちにとり、非常に身近な野鳥だと思います。この米好きのスズメがアフリカ大陸からやってきた移民だとは知りませんでした。その昔から「雀のお宿」で日本にいたスズメ…その名前も古式ゆかしいのです。スズメの「スズ」は、小さいものを表す「ササ(最小)」の意味があります。「メ」は群れの意味や鳥を表す接尾語です。カモメツバメといった風にスズメという言葉自体は、小さいという意味を含んでいるのです。またスズなりに群れたりします。

③https://carasblog.net/whatkindofbird.phpより引用のハシブトガラス(左側)とハシボソガラス(右側)

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   日本です「カラス」といえば、③の写真のハシブトガラスハシボソガラスということになります。しかし街中で見られる「カラス」はハシブトガラスで、いつもゴミを漁ったりしている姿が目立ちます。もともとこの二種の「カラス」は知能が高いので、自分たちに良くないことをした人の顔を覚えているといいます。その覚えた人物に向かって、「カラス」が集団でいっせいに「カー、カー」と鳴いたり、羽ばたきをしたりする警戒反応のことを「スコールディング」といいます。

④https://setagayabenri.com/service_menu/benri/hato_cleaning_protectionnet/hato_karasu_breed/より引用のキジバトドバト

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   「カラス」と同じように、日本で「ハト」といえば、ドバトキジバトの二種ということになり。また街中の公園や境内、駅のホームで集団で、歩きまわっているのがドバトです。最近になりキジバトドバトと同じように現れますが、決してドバトのように群れることはありません。そのドバトが人の周りに集まって、首を前後に振り続けて歩くのにはわけがあります。「ハト」は広い視野を持ちますが、眼球があまり動きません。そのため首を前後に振ることで補っています。

⑤http://photozou.jp/photo/show/3015104/244812729より引用のハクセキレイ(奥側)とセグロセキレイ (手前側)

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   この頃では「カラス」や「ハト」と同じようにこの⑤の写真の「セキレイ」がそうです。「カラス」と同じくよく似ています。写真の「セキレイ」は奥側がハクセキレイで、手前側がセグロセキレイです。キセキレイとともに三兄弟で、河川沿いに住んでいたのが、この中のハクセキレイはどんどん街中に進出し、水辺を離れてセグロセキレイを押しのけ、その数を増加させています。あの日本を創設したイザナギ、イザナミの神さまに子作りを教えてたセグロセキレイが…

⑥https://millefeuille.jp/トリ/ウグイスとメジロの色の違いって分かりますか?/より引用のウグイスに間違われるメジロ

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   昔からずっと言われていますけど、そんなにこの⑥の写真のウグイスとかメジロは似ているのでしょうか。なぜか同じようなポーズをとっていて、また光の具合からか色合いも似せていますが…どうなんでしょう。このウグイスは何時もは藪中で隠遁生活。繁殖期を迎えて多妻に対して縄張り宣言。俺がいるから大丈夫。安心しろって。そんなウグイスに対してメジロは一夫一妻のつがいを踏まえて、ちょこまか街中にやってきて、民家の庭の梅で蜜を拝借。黄緑のは派手な姿で。


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