![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/46370368/rectangle_large_type_2_2fe5c2ba680914fe308481889f689f66.jpeg?width=800)
第1488回 メジロの仲間
※https://www.photolibrary.jp/img522/114816_5017142.htmlより引用のメジロのイラスト
①https://www.google.co.jp/amp/s/www.yomiuri.co.jp/national/20210213-OYT1T50101/amp/より引用の梅の枝にとまるメジロ(体長約12㌢)
![画像1](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/46370569/picture_pc_32a12014c9376e6383cdc66229bdd584.jpeg)
色んな鳥好きの方から「メジロには仲間がいませんか」と良く尋ねられます。おっしゃる通りにスズメにはニュウナイスズメがいて、ツバメにはイワツバメ、カラスはハシブトガラスとハシボソガラス、ハトにはドバトとキジバト、セキレイにはセグロセキレイにハクセキレイ、シジュウカラにはヤマガラ、ヒガラ、コガラ、ムクドリにはコムクドリなど色んな野鳥には、ちょっと思い浮かべただけでも、眼に浮かんできます。しかし、よく見かける身近なメジロの仲間はと尋ねられると…
②http://wanomisehiyori.com/?p=4004より引用のウグイス(オス体長約17㌢)とメジロの違い
![画像2](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/46370677/picture_pc_f8f64217c008a4291ab8301ab7ca0140.jpeg)
②の写真はウグイスとメジロの比較です。昔からいまに至るまで、この二種は良く間違われます。それもメジロをご覧になってウグイスと間違われ、その反対のウグイスがメジロに間違われるということはあまり聞きません。昔からの絵画の「梅に鶯」は余りにも有名です。ウグイスの知名度は「ホー、ホケキョ」でそのさえずりの美しさは日本の三鳴鳥の一つと言われます。しかし、その姿を露出することが珍しく、また同じ春先によく街中でも見かける緑色の野鳥がメジロです。
☆ メジロ属の仲間
③-1.http://bird-muromi.sakura.ne.jp/zukan/suzume/chousenmejiro/chousenmejiro.htmlより引用のチョウセンメジロ(体長約12㌢)
![画像3](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/46374820/picture_pc_2fbb585774ecd1d2425301d61e378578.jpeg)
③-2.http://photozou.jp/photo/show/202143/12938893より引用のハイバラメジロ(体長約8〜9㌢)
![画像4](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/46374922/picture_pc_20620df39068b9debe8fbc45634c5387.jpeg?width=800)
③-3.https://ja.m.wikipedia.org/wiki/ズグロメジロより引用のズグロメジロ(体長約11㌢)
![画像5](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/46375113/picture_pc_4e8917b05877037b24ad144240c7af9d.jpeg)
③-4.https://japaneseclass.jp/trends/about/ノーフォークメジロより引用のノーフォークメジロ(体長約14㌢)
![画像6](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/46375243/picture_pc_1e11f78730d59b64088957091fd619f9.jpeg?width=800)
似てるからといっても、ウグイスはメジロの仲間ではありません。その直属の仲間は79種いまして、③-1.のチョウセンメジロは日本では稀な旅鳥とされています。③-2.ハイバラメジロは一番小さなメジロで東南アジアに生息します。③-3.ズグロメジロはマレー半島、スマトラ島、ボルネオ島の高山に生息しています。③-4.ノーフォークメジロはオーストラリアのノーフォーク島北部に生息している固有種です。世界にはこんなにメジロの仲間達がいますし、中には名がない新種もいます。
☆ チノドリ属のメジロの仲間
④-1.https://in.pinterest.com/pin/146789269090803421/より引用のホオアカチメドリ(体長約15㌢)
![画像7](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/46377259/picture_pc_94b9eebf43189b2d02b3ab29a8c718dc.jpeg)
④-2.https://www.birdfan.net/2018/03/23/61046/より引用のメグロ(体長約14㌢)
![画像8](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/46377741/picture_pc_c9292c3114cec3618f3ec55d5c373066.jpeg)
④-3.https://ja.m.wikipedia.org/wiki/オウゴンミツスイより引用のオウゴンミツスイ(体長約15㌢)
![画像9](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/46378076/picture_pc_93a2fbef7514067e07d75f2f5ac7b0e0.jpeg)
メジロの仲間だからといって、③の項のメジロ属ばかりではなく、この④の項のチメドリ属の仲間もいます。この属には259種います。④-1.のホオアカチメドリはフィリピンルソン島のみに生息する固有種。メジロにそっくりなチノドリです。日本の固有種としてまたは特別天然記念物の、④-2.のメグロがいます。また、④-3.のオウゴンミツスイとなると、北マリアナ諸島のサイパン島とアギガン島に生息しています。やはりメジロの仲間といっても、この属になると姿形は変わります。
☆ チメドリ属のその他のメジロの仲間
⑤-1.https://www.birdfan.net/2019/02/08/68046/より引用のソウシチョウ(体長約15㌢)
![画像10](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/46378280/picture_pc_cb5dd688c116a8515906036dc6fc535f.jpeg)
⑤-2.https://www.birdfan.net/2019/05/17/70804/より引用のガビチョウ(体長約24㌢)
![画像11](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/46378357/picture_pc_aa01275a0b439cad8e8458191585934f.jpeg)
③と④の項で紹介して来たメジロの仲間で、日本に生息するのは、小笠原諸島のメグロだけです。しかし、これから紹介する二種は外来種ながら、日本各地で見られる野鳥です。⑤-1.のソウシチョウは見た目も鮮やかな雌雄同色、さえずりも雌雄ともに美しくさえずる野鳥です。集団性が高くいつも集まっています。そして⑤-2.のガビチョウももほかの野鳥の鳴き真似が上手なメジロの仲間です。この二種をよく見ると、二種ともに眼の周りが白く縁取られて、メジロの仲間と思わせます。
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