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第1428回 色んな鳥40目 ⑷

※https://jp.123rf.com/photo_43174972_鳥のシルエット-イラスト-セット.htmlより引用の鳥のシルエットのイラスト

(25)-1.https://munahaku.jp/classification-bird/ミズナギドリ目/より引用のオオミズナギドリ(体長約46〜51㌢)

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(25)-2.http://www.yamashina.or.jp/hp/yomimono/albatross/ahou_mokuji.htmlより引用のアホウドリ(体長約91.5㌢)

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(25)-3.http://www.yamashina.or.jp/hp/yomimono/albatross/ahou_mokuji.htmlより引用のオーストンウミツバメ(体長約24〜25.5㌢)

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(25)-4.https://ja.m.wikipedia.org/wiki/アシナガウミツバメより引用のアシナガウミツバメ(体長約15〜19㌢)

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   25.  ミズナギドリ目→魚類や甲殻類、イカ類などを食べます。動物の死骸や、漁船から捨てられた残飯を食べる種もいます。食物と一緒に摂取した塩分は眼の上部にある鼻腺で濃縮され、鼻孔から排出されます。クチバシに管状に開口する鼻孔があり、脳の嗅覚をつかさどる部分が発達していることから、採食場所や繁殖地を嗅覚を頼りに探しています。平均寿命が15〜25年の種もいます。アホウドリ科、ウミツバメ科、アシナガウミツバメ科、ミズナギドリ科の四つに分類されます。

(26)http://www.bird.j-sakurai.net/ciconiiformes/より引用のコウノトリ(体長約110〜115㌢)

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   26.コウノトリ→唯一の科。日本、韓国、中華人民共和国、中華民国(台湾)、朝鮮民主主義人民共和国、ロシア南東部に分布します。河川、池沼、湿原などに生息し、日本では里山に囲まれた水田や河川のある里地に生息していました。今いるのは人工保育の個体です。成鳥になると鳴かなくなり、代わりにクラッタリングと呼ばれる行為が繁殖期に行われます。婚姻様式は固い絆の一夫一妻。大木の樹上に営巣。魚類、カエル類、ヘビ類、鳥類の卵や雛、齧歯類、昆虫等を食べます。

(27)-1.https://kotobank.jp/word/モモイロペリカン-1428108より引用のペリカンの仲間のイラスト

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(27)-2.https://torinozukan.net/sp/syumokudori.phpより引用のシュモクドリ(体長約58㌢)

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(27)-3.https://www.picuki.com/tag/ハシビロコウ科より引用のハシビロコウ(体長約110〜140㌢)

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(27)-4.①https://www.birdfan.net/2015/10/30/38229/より引用のトキ(体長約76.5㌢)

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(27)-4.②https://www.birdfan.net/2020/10/09/80216/より引用のヘラサギ(体長約86㌢)

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(27)-5.https://www.birdfan.net/2018/06/29/63458/より引用のアオサギ(体長約93㌢)

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   27.ペリカン目→沿岸生の海鳥や淡水生の水鳥で、水生の小動物を捕食します。ヒナは半晩生性、就巣性です。ペリカン科は全蹼足。四本の趾全てが水掻きでつながっています。対してその他の科、つまりコウノトリ目から移された科は、三前趾足に不完全な水かきがある半蹼足です。ペリカン科は1属8種。トキ科は13属34種、サギ科は17属66種、シュモクドリ科は1属1種、ハシビロコウ科も1属1種。カツオドリ目、ヘビウ科・ウ科・カツオドリ科・グンカンドリ科に、ペリカン科とネッタイチョウ科などがペリカン目から排除です。

(28)-1.https://www.google.co.jp/amp/s/gamp.ameblo.jp/anpapa26/entry-12496477793.htmlより引用のカツオドリ(体長約73㌢)

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(28)-2.https://ja.m.wikipedia.org/wiki/アメリカヘビウより引用のアメリカヘビウ(体長約80㌢)

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(28)-3.https://www.birdfan.net/2019/04/19/70005/より引用のウミウ(体長約84㌢)

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(28)-4.https://www.birdfan.net/2016/05/13/43140/より引用のカツオドリ(体長約70㌢)

   28.  カツオドリ目→多くは沿岸生の海鳥ですが、ヘビウ科は淡水性。ヒナは半晩生性・就巣性。雌雄同色、しかしグンカンドリ科とヘビウ科は異色ほとんどは全蹼足です。四本の趾全てが水掻きでつながっています。ペリカン科が下記に挙げた旧ペリカン目の他科ではなくサギ科やシュモクドリ科・トキ科・ハシビロコウ科に近縁です。仲間はヘビウ科、グンカンドリ科、ウ科 、カツオドリ科 。カツオドリ目のうちグンカンドリ科と他の三科が姉妹群であり、従来から別に分類されます。

(29)http://feynmanino.watson.jp/4019_dinosaur.htmlより引用のノガンモドキ(体長約66〜90㌢)

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   29.  ノガンモドキ→唯一の科。新熱帯区の南アメリカ南東部に分布。地上性の鳥で縄張りをもち、飛翔力はあるがあまり飛ぶことはなく、危険を感じた時は走って逃げます。約60km/hという高速で走ることができます。通常は単独か番いで生活します。主に、大型の昆虫類、小型の哺乳類、鳥類、爬虫類などを食べます。場合によっては捉えた小動物やヘビを地面や若くは付近の岩へ叩き落として仕留めます。 果物や種子などの植物質の物も食べます。蛇を食べるので益鳥だといえます。

(30)-1.https://www.birdfan.net/2018/07/20/63935/より引用のオオタカ(体長約50〜56㌢)

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(30)-2.https://www.google.co.jp/amp/s/www.newsweekjapan.jp/amp/stories/world/2020/07/-170.phpより引用のアンデスコンドル(体長約100〜130㌢)

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 (30)-3.https://www.birdfan.net/2020/11/06/80474/より引用のミサゴ(体長約55〜63㌢)

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(30)-4.https://ganref.jp/m/green-altair/portfolios/photo_detail/1943762より引用のヘビクイワシ(体長約100〜150㌢)

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30.  タカ目→ミサゴ類はホバリングしながら魚類を探し、獲物を見つけると急降下して水中まで潜ることもあります。後肢も外側の趾が前後に動き獲物を掴めるようになっており、趾の裏側には突起があり粘液で覆われた魚類に対し滑り止め。タカ科とコンドル科では、主に死骸を食べる種あり。コンドル科は嗅覚を頼りに死骸を探すのに対し、タカ科のハゲワシ類は視覚を頼りに死骸ます。仲間はタカ科、コンドル科、ミサゴ科(ミサゴのみ)、ヘビクイワシ科(ヘビクイワシのみ)です。

(31)-1.①https://www.birdfan.net/2019/02/08/67958/より引用のフクロウ(体長約50㌢)

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(31)-1.②https://www.birdfan.net/2019/02/08/67958/より引用のワシミミズク(体長約58〜72㌢)

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(31)-2.https://ja.m.wikipedia.org/wiki/メンフクロウより引用のメンフクロウ(体長約32〜40㌢)

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   31.  フクロウ目→220種ほどが南極を除く世界中に分布し、グリーンランドにまで生息。日本には10種ほどが生息。多くの種が夜行性で、フクロウ目は数少ない夜行性鳥類全体の約3%を占めその中で大きな割合を占めます。肉食で小型の哺乳類や他の鳥類、昆虫などを鋭い爪で捕獲し捕食し、一部には魚を捕食する種もみられます。木の洞穴を住処として単独またはつがいで生活します。2科27属220種。メンフクロウ科2属18種、フクロウ科 25属202種、フクロウアオバズクなどです。

(32)http://opi.toumoto.net/blog/birds/8081/より引用のネズミドリ(体長約30〜36㌢)

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   32.  ネズミドリ→唯一の科。分布はアフリカ大陸のサハラ砂漠以南。頭に冠羽がある。羽毛は灰色などくすんだ色をしています。趾が四本全て前を向く皆前趾足で、より詳しく言えば、後趾と外趾を後ろ向きにできる随意対趾足。これは樹上生活に適応した結果です。樹上で10〜30羽程度の群れを作って生活しています。時折、群れのメンバーがまるでおしくらまんじゅうの様な塊を形成することがあり、クラスタリングと呼ばれ、ネズミドリ科特有の行動です。エナガ団子のようです。

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