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第522回 最近の鳥の映画

①https://filmaga.filmarks.com/articles/2712/愛鳥週間がやってきた!スズメにカラスに鳥人も…!鳥が印象的に使われている映画12本より引用の『鳥』(1963)のタイトル

   大空を羽ばたき、自由に遠くへ飛んでいく鳥。そんな鳥への憧れが昔から人間にはあります。映画の中でも、鳥という存在が印象的に扱われている作品を時々見かけます。それは、鳥そのものが重要な役割を果たしていたり、あくまでも象徴的な動機として使われていたりします。そのいい例が①の「バード」です。

②https://filmaga.filmarks.com/articles/2712/愛鳥週間がやってきた!スズメにカラスに鳥人も…!鳥が印象的に使われている映画12本より引用の『中国の鳥人』(1998)

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   中国奥地を訪れることになった男たちが、“鳥人の伝説”が残る小数民族の村で体験する出来事を描いた映画で、ノスタルジックな大人たちの寓話。商社員の和田は急遽、翡翠の輸入の為、中国・雲南省へ…雲南省に着いた和田を待っていたのは、変な中国人通訳と、鉱脈の取り引きを見張りに来たヤクザ・氏家。3人がやっと辿り着いた村は、のどかで、しかも飛ぶことを教える“鳥人学校”

③https://filmaga.filmarks.com/articles/2712/愛鳥週間がやってきた!スズメにカラスに鳥人も…!鳥が印象的に使われている映画12本より引用の『WATARIDORI』(2001)

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     さまざまな渡り鳥たちの生態を、その生まれ故郷に、必ず戻ってくるという習性に着目して撮影されたフランスのドキュメンタリー映画。撮影期間四年、世界四十ケ国以上を訪れ、百種類もの渡り鳥を映画化しました。スタッフが命懸けで渡り鳥たちと共に地球全土を旅をし、CGは使用せず、鳥たちの視点から捉えています。鳥の目線になって造られている実録映画です。

④https://filmaga.filmarks.com/articles/2712/愛鳥週間がやってきた!スズメにカラスに鳥人も…!鳥が印象的に使われている映画12本より引用の『バード・ピープル』(2014)

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   2014年『バード・ピープル』はパリのシャルル・ド・ゴール空港で起きたちょっと不思議な出来事を映画化。仕事も家族もすべてを捨てた男と、退屈な日常にうんざりしてスズメになった女を描いたドラマ。設定が少し突飛なだけあって、カンヌ国際映画祭「ある視点」部門に出品された作品。鳥になって世界を見る、思いもよらない明日が来る。人生に疲れた心に響く作品です。

⑤https://filmaga.filmarks.com/articles/2712/愛鳥週間がやってきた!スズメにカラスに鳥人も…!鳥が印象的に使われている映画12本より引用の『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』(2014)

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   2014年『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』は、落ちぶれたリーガンに「何をやってるんだ。お前は特別な人間なんだろ?」と囁くと、それに呼応し、リーガンはヒーローの如く空を飛び、手を触れずに物を動かす超能力を発揮。もちろんそれは現実ではなく、リーガンの空想の中で起きていること。2015年アカデミー賞で作品賞、監督賞、脚本賞、撮影賞を受賞。



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