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第1736回 ものさし鳥とは

①https://www.google.co.jp/amp/s/woman.excite.co.jp/article/child/amp_Gakken_21833/より引用のこれまでのものさし鳥

   よく、野鳥を観察する時には、比較的に身近な野鳥とされるタイトル通りの「物差し鳥」を参考にすれば、いま観察している鳥の大体のサイズが大体解りますので、参考にした方がよいと、ネットの野鳥観察の記事に書いてありましたので、役立つであろうとこのご自宅の周りには必ずいますスズメを基準にして、これも駅のロータリーに夕方現れることが多いムクドリ、朝から「デデッポッポー」と鳴き声がすると、家の近くにいるキジバト、同じくゴミ置き場にはハシブトガラスです。

②http://rbwc.jp/birdwatching/birdwatching.htmより引用のものさし鳥の特徴のスケッチ

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   バードウオッチングと言うような大袈裟なものでなくても良いと思うのですが、①のものさし鳥なら、殆どの皆さんのお住まいになられている地域でも見られることだと思っています。スズメは②のイラストにもあるように地面をぴょんぴょん跳ねるように歩き(ポッピング)ます。ムクドリは人と同じくウォーキング。最近では住宅地でも見られるキジバトは首を前後に振りながらウォーキング。朝からゴミ置き場をうろつくハシブトガラスはポッピングもウォーキングもする器用さです。

③http://rbwc.jp/birdwatching/birdwatching.htmより引用の身近な野鳥のスズメの特徴のスケッチ

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   ②の四種の野鳥は身近に歩いているところを観られる観察しやすい鳥なので、基本的なものさし鳥としての役目は果たしています。そうなってものさし鳥を認識することができましたら、次のステップに進んでみましょう。②のイラストの右側にはものさし鳥の飛行方法がスケッチされています。ものさし鳥四種は直線形(羽ばたき飛行)ですが、上から三番目のヒヨドリは波状飛行といいます。ものさし鳥をご自分の眼の観察を済ませましたら、今度は耳で、鳥の鳴き声を聴きましょう。

④https://tabihon.jp/birdwatching/basic/rulerbird/より引用の新ものさし鳥六種

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   さあ、身近な野鳥のスズメムクドリキジバトハシブトガラスに慣れてしまいましたら、今やムクドリよりも存在感のあるヒヨドリもものさし鳥には向いています。③の項でも紹介いたしましたが、なぜ歩行形式を記述させて頂いていないかは、滅多に歩行する事がないから。歩行形式はポッピングです。また波状飛行もヒヨドリの他はセキレイやキツツキです。カラスより大きなものさし鳥は④のイラストの約65㌢の猛禽類のトビです。山沿いや川沿いでカラスと喧嘩しています。

⑤-1.http://rbwc.jp/birdwatching/birdwatching.htmより引用のイソシギのスケッチ

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⑤-2.http://rbwc.jp/birdwatching/birdwatching.htmより引用のハクセキレイのスケッチ

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⑤-3.http://rbwc.jp/birdwatching/birdwatching.htmより引用のカワセミのスケッチ

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⑤-4.http://rbwc.jp/birdwatching/birdwatching.htmより引用のジョウビタキのスケッチ

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⑤-5.http://rbwc.jp/birdwatching/birdwatching.htmより引用のコサギのスケッチ

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   新しいものさし鳥として、ヒヨドリトビの特徴なんかを捉えましたなら、今度はあなたのお住まいの環境であなたにとって身近な野鳥を探し出してください。溜池の水を抜いた時に現れるイソシギなどのシギチの仲間や、最近ではコンビニでよく見かけるハクセキレイ、綺麗な水流にいる「清流の宝石」と言われるカワセミ、ちょっと山間の公園には尾羽をぴこぴこ上下して頭を下げてお辞儀するジョウビタキ、田植えで水を張った田んぼに立つアオサギなどのサギ。楽しさ溢れでます。

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