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第323回 スズメ(9回目)の集団生活

①http://kayoo.org/kazumi/warp/1-10.htmlより引用のスズメの学校

   私たちの一番身近な存在のスズメ。朝に出かける時もいつも、マンション玄関先の植え込みを出たり入ったり…それもひと家族?五、六羽がいつも地面をつついています。私や人が通ったらいつも見慣れている風景なのに、さささっと植え込みの中に隠れんぼします。それが可愛いです。

②実写版?スズメの学校

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   秋口になると、集団の数が増えたようにも思えます。従来からオスとメスのつがいが集まって生活をしているそうです。集団行動の中には、いろいろな役割のようなものがあったり、スズメの中でも社会がありそうです。人間の近くに住んでいるから人間を真似ているのかもしれません。

③稲刈り時期の集団スズメ

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   秋口など特にそうですが、複数のオスとメスのつがいが集まって群れをつくって生活をするという仕組みだそうで、エサを食べる際にも、見張り役を立てて交代制でエサを食べます。これはゴミをあさるハシブトガラスに似ています。やはり人間と間近に住んでいるからだと思えます。

④地上で採餌もするスズメ

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   人間と違うところはスズメは人間のように一夫一妻制ですが、繁殖期が変わると別のつがい関係を作ります。理由としては、スズメは寿命が短かったり他の外敵に襲われやすいので、繁殖のためには同じつがいよりは複数のつがいで生活をするのが理にかなってるからでないでしょうか。

スズメの集団ねぐら

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   秋には⑤のようにスズメは集団ねぐらを結成します。朝昼でもスズメは押しくら饅頭をしたりして寒さをしのぎます。遠い祖先はアフリカから日本に渡ってきました。寒さに弱いスズメは、集団行動で生活をしている野生の鳥です。いくつかのつがいが集まらないと繁殖しないのです。


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