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第628回 青色の野鳥五選

①https://www.pinterest.jp/pin/735212707888172617/より引用の青色の鳥のイラスト

②瑠璃色のルリビタキ(体長約14㌢)

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  ②の写真のルリビタキは、私が初めて青色のに遭遇した感慨深い野鳥のひとつです。以前は郊外の勤め先だったので、山や川、緑が豊富でいろんな自然の贈り物に出会うことができました。そのひとつか鮮やかな瑠璃色のルリビタキです。ご存知のようにルリビタキは漢字表記で「瑠璃鶲」。漢字の通りの色合いです。「瑠璃鶲」三兄弟とはコルリオオルリを加えた青色の綺麗な野鳥です。樹木の多い林に生息し、群れは形成せず、単独で生活する綺麗な野鳥です。

③「仏法僧」とは鳴かないけど、青色の構造色のブッポウソウ(体長約29㌢)

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   ある年の夏に高野山に行く機会があり、あわよくばブッポウソウに会えないかなぁと、名所巡りのバスをキャンセルして、ウォーキングを決め込んだものの、期待していたブッポウソウには終ぞ会えずじまいでした。このブッポウソウは私がまだ会ったことのない青色の野鳥のひとつです。青の構造色を持つ、その複雑な青さに感心を持っています。雌雄同色で、頭部は黒褐色、尾羽は黒色のどは群青色で、胴体は光沢のある青色の羽毛で覆われ、この羽毛は光の加減により変化します。

④地球外生物の濃紺なサンコウチョウ(オス体長約45㌢)

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   ④の写真のサンコウチョウの色合いには二種類あります。托卵でお馴染みのホトトギスみたいに、写真のような濃紺色の体色と、赤茶っぽい色の二種類です。このサンコウチョウは私にとって、観てみたい野鳥のひとつです。写真をご覧になってお判りになると思いますが、青いクチバシに青いアイリング、そして胴体の三倍はあろうかと思える長すぎる尾羽。どれをとっても地球外生物に相応しいと私は思います。また「ツキヒーホシ、ホイホイホイ」月・日・星の「三光鳥」です。

⑤青色の宝石のカワセミ(体長約17㌢)

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   私が一番好きなカワセミです。私のハンドルネームの一部を構成しています。翆野大地の『翆』は古語のカワセミのオスを、また野鳥全体を表し、地球上の大地の緑を表している壮大なスケールを持つカワセミです。この⑤の写真のカワセミは③の写真のブッポウソウの仲間です。青の構造色が共通しています。まさにブッポウソウの仲間はキラキラと輝く宝石のようです。その中でもカワセミは雌雄同色で、若干メスよりオスの方が色鮮やかです。クチバシの色が赤いのがメスです。

⑥紺碧の海の色のイソヒヨドリ(体長約25㌢)

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   青色の野鳥としては、今では一番身近になった野鳥が⑥の写真のイソヒヨドリです。突然といったら失礼かもしれませんが、十数年前に私の目の前に現れました。その前にルリビタキカワセミと会っていましたが、マンションのベランダにも現れるくらい本当に身近な野鳥になりました。青色の野鳥は凄く目立つし、また雌雄揃ってのさえずりが素晴らしいので、マンションのベランダから、また玄関のドアを開けると通路の手摺に止まっていたり、身体の色と鳴き声で魅了します。

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