![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/52406240/rectangle_large_type_2_fcf450e9e7af64dcbe0f1f9545c31bd5.jpeg?width=1200)
第1592回 本当に良く似た鳥なのか
①https://www.istockphoto.com/jp/ベクター/双子鳩のイラストテンプレート双子鳩のイラストテンプレートエレガントな鳥ベクトルのロゴ美しい鳥のベクターロゴ鳥ベクトルのロゴ-gm1225935975-361025235より引用の瓜二つの鳥のイラスト
この世の中には、鳥好きの方もいらして、またまったく興味すら持たれていない方もいらっしゃることも確かです。鳥好きの方なら日本のスズメには、身近なスズメと身近でないニュウナイスズメの二種いることや、一般的にカラスと呼ばれる真っ黒な野鳥は、ハシブトガラスとハシボソガラスの二種がいること、ツバメも一種ではなく、イワツバメやアマツバメとか、何種類もいることを認識しますが、全く知らない方はスズメとホオジロの区別や、ツバメは渡鳥すら存じられません。
②-1.https://www.gtuber.com/676.htmlより引用のハシブトガラス(体長約56㌢)とハシボソガラス(体長約50㌢)
![画像1](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/52406658/picture_pc_1d03b46e34872c3ddfec179d68ace39a.jpeg?width=1200)
②-2.http://ikimono8000.blog36.fc2.com/blog-entry-1510.html?spより引用のハシブトガラス(右)とハシボソガラス(左)が仲良く歩いている
![画像2](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/52417759/picture_pc_d4a43a6ca2bc4925f9a058082d5647e0.jpeg)
野鳥のことを詳しくご存知の方は②-1.のハシブトガラスとハシボソガラスの違いについて「ハシブトはクチバシがハシボソよりも太くて、おでこがでっぱっている。また、ブトはカァー、カァーと澄んだ鳴き声で、ボソはガァ、ガァと濁った鳴き声。身体はブトの方が大きい」なんて身体や生態の特徴を挙げると思います。しかし、そんな良く野鳥のことをご存知の方も、②-2.の同じ写真の中に、このようにブトとボソが並んで歩いてたら殆どの方はその特徴の違いの分別は難しいです。
※ ハシブト、ブト→ハシブトガラス、ハシボソ、ボソ→ハシボソガラス
③-1.https://yacho-joho.com/niteiru-yacho-chigai-miwakekata/hakusekirei-segurosekirei-chigai-miwakekata/より引用のセグロセキレイとハクセキレイの違い(共に体長約21㌢)
![画像3](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/52417985/picture_pc_17674968c53c38b6aceab52cdfabedb8.jpeg)
③-2.①http://photozou.jp/photo/show/3015104/244812729より引用の奥側ハクセキレイ、手前セグロセキレイ
![画像4](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/52418663/picture_pc_590ccf3742ca8062341f58f22e2f6a0f.jpeg?width=1200)
セキレイという、日本書記で日本創設に関わったという名の鳥はキセキレイ、セグロセキレイ、ハクセキレイの三種がいます。キ〜以外は③-1.や③-2.の写真をご覧になっお分かりの白黒二色の尾羽の長い鳥です。このセグロとハクの二種が一番判別が難しい鳥です。-1.をご覧頂いて、この二種の判別は小さな顔の白い面積が多ければハクで、反対に少なければセグロということになります。この二種の生息域も似通っており、-2.のようなこんな場面では、判別は非常に困難だと思います。
※ キ〜→キセキレイ セグロ→セグロセキレイ ハク→ハクセキレイ
④-1.https://blog.goo.ne.jp/goofukurou/e/030ea1b5714f6c9f3b457fcc6aecf146より引用の左キビタキ(体長約14㌢)とつがいのムギマキ(中央オス、右メス共に体長約13㌢)
![画像5](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/52427834/picture_pc_f86f103de26d482d8b53350023008a92.jpeg?width=1200)
④-2.https://blog.goo.ne.jp/goofukurou/e/030ea1b5714f6c9f3b457fcc6aecf146より引用の瓜三つキビタキ、ムギマキ、ジョウビタキ(体長約14㌢)の比較写真
![画像6](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/52428008/picture_pc_b4af4e543383da656d47a90aaf12790a.jpeg?width=1200)
あるネットによりますと、④-1.の写真にありますキビタキとムギマキの見分け方が非常に難しいとありました。そうなんでしょうか。この写真を見る限りはそんなに似通ってはいないと思います。キビタキは日本では夏鳥です。またムギマキは渡りの途中に日本に立ち寄る旅鳥です。時期としましては、春か秋の季節にたちよります。どの時期にしろ、キビタキもムギマキも繁殖期を外れていまして、④-2.の写真の様な繁殖期の晴れやかな色合いではなくなり、判別は難しくないです。
⑤-1.https://millefeuille.jp/トリ/ウグイスとメジロの色の違いって分かりますか?/より引用のウグイス(オス体長約16㌢、メス体長約14㌢)とメジロ(体長約12㌢)
![画像7](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/52428400/picture_pc_570c9a1fda3ebf9d654d95d676f77849.jpeg)
⑤-2.https://www.google.co.jp/amp/s/gamp.ameblo.jp/masabell02/entry-12523995090.htmlより引用の左メジロと右ウグイス
![画像8](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/52429044/picture_pc_25e98a2721a045dad68869a5d30f5e2e.jpeg?width=1200)
昔からもそうでしたが、春の梅の花とウグイスを描いた日本画があったり、鳥のことにそんなに興味をお持ちでない方がよく間違われるのが、⑤-1.の写真のウグイスとメジロの違いです。身体の色も違えば、メジロの特徴でもある白いアイラインもすぐわかるはずですのに、群を抜いて間違われる頻度が高いです。色々言われている中で、信憑性がありますのは、ウグイスは余りも露出度が低くて、その割に「ホーホケッキョッ」のさえずりは有名。メジロの姿がさえずりと重なりました。
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