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第1376回 進化する野鳥

①https://www.google.co.jp/amp/s/www.gizmodo.jp/amp/2017/02/birds-change-how-to-use-gene.htmlより引用の進化した鳥

   正確に言えば、恐竜の進化のひとつが鳥類ではないらしいです。私はあんまり難しいことは苦手なので、鶏の足やトカゲやヘビの鱗模様の身体を見たりしますと、やはり恐竜の子孫ではないかなと思っています。また、羽毛恐竜たちが続々と発見されたことで、「鳥は恐竜の子孫」という事実は周知の事実として広まりつつあり、いきなり恐竜から今の形に進化した訳ではありません。スズメやハトの形になるまでにどのような紆余曲折を経て、鳥と恐竜の間にいた生物も気にはなります。

https://www.kaseki7.com/z_column/dinosaur_bird.htmlより引用の恐竜から進化した鳥?

    “鳥類は恐竜の生き残り”ともいいますが、鳥類は白亜紀にはかなり多様化していたことが化石記録から明らかになっており、当時は大きな身体で歯の生えた「エナンティオルニス類(飛行できる樹上性の鳥?)」と「真鳥類(それ以外の鳥?)」という、祖先とおぼしきものもいました。これらは火山の相次ぐ爆発による食物難で絶滅し、残ったのは今でも現存するキジや鶏などの地上性の強い歯の生えていない『新』鳥類が誕生し、それが今多岐にわたって存続する「現世鳥類」なのです。

https://rika-net.com/contents/cp0220f/contents/09/093101.htmlより引用の新種の「ビッグバード」

   ③の写真はガラパゴス諸島に現れた新種の野鳥で、愛称が「ビッグバード」というフィンチの仲間です。ガラパゴスと言うと、ダヴィンチで有名な「進化論」がありますが、これまで紹介した中でも、ペンギンのように潜水することに特化したガラパゴスコバネウや、やはりフィンチの仲間で、食糧不足から他の野鳥の生き血を吸う吸血鳥のハシボソガラパゴスフィンチなど、他には見られない進化?した野鳥がいます。その中に新しい進化?した愛称「ビッグバード」がいました。

https://news.mynavi.jp/techplus/article/20171204-551598/より引用のオオサボテンフィンチ(体長約15㌢)

   「ビッグバード」はガラパゴスフィンチ(体長約12.5㌢)とオオサボテンフィンチ(体長約15㌢)が異種交配して出来た新種です。「ビッグバード」はオオサボテンフィンチとは違う鳴き方をし、クチバシの大きさや形状も異なる。フィンチが交配相手を惹きつける為の進化?ゆえに繁殖の点におき「ビッグバード」は完全に孤立し生き残る為には同種と交配せねばならないのです。存続が僅かながら残ったのは、近親交配を行い、在来種より身体が大きく、今までにない餌を見つけたのです。

⑤-1.https://www.google.co.jp/amp/s/gigazine.net/amp/20161125-sparrow-with-four-sexesより引用のノドジロシトド(体長約15〜19㌢)

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⑤-2.https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8E%E3%83%89%E3%82%B8%E3%83%AD%E3%82%B7%E3%83%88%E3%83%89より引用のもう一つのノドグロシトド

   四つの性別を持つ野鳥がこの⑤-1.の写真と-2.のイラストがノドジロシトドです。四つの性別を持つ鳥とはノドジロシトドのことで、⑴ 頭に白いストライプが入ったもの(-2.の左側)と、⑵ 褐色のストライプが入ったもの(-2.の右側)の2種類が存在します。⑴の型は「超遺伝子」を持つことになり、鳴き方が上手いです。今回その白型がその歌の節を3音を2音に変えて鳴くものが現れた。持ち歌を2000年からの20年間で、カナダ西部から中部に広げ、今ではノドジロシトドが新曲を歌ってます。

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