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第598回 野鳥のモアイ像

①https://www.kobe-oukoku.com/friend/detail/301/より引用のハシビロコウ(体長約110〜140㌢)

   私の息子がまだ小さい頃、①〜⑤の写真のハシビロコウに会うために、神戸どうぶつ王国に連れて行きました。小さい頃は我が息子も私同様に野鳥が好きで、いろんなところに見に行きました。私も実物をのは初めてだったので、勇んで出かけたのを今でも覚えています。ハシビロコウは日本の野鳥ではありませんが、漢字表記は「嘴広鸛」と書きます。読んで字のごとくの顔でした。

②https://4travel.jp/travelogue/10999457より引用のひょうきんなハシビロコウ

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   このハシビロコウほど表情の豊かな野鳥はいません。①〜③のように、怖い顔、おどけているようなひょうきんな顔、笑っているように見える顔、そんなこれまでに出会ったことのない鳥とも思えないハシビロコウを語っていきます。ハシビロコウは別名「シュービル」と言い「靴のような嘴」を意味しています。中央熱帯アフリカの淡水の沼に生息する水鳥の一種です。

③https://www.google.co.jp/amp/s/withnews.jp/amp/article/f0150910002qq000000000000000G0010401qq000012490Aより引用の笑っている?ハシビロコウ

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   ハシビロコウは縄張り意識がとても強く、単独行動が好きな気難しい性格をしています。そのため、オスとメスが仲良くなるのすら難しく、動物園などの飼育施設では、世界でもわずか二例しか繁殖例がありません。野生では湿地帯に生息しているハシビロコウ。④は彼らが長時間動かない理由は、好物の肺魚という魚が空気を吸いに水面に上がってくる時ぱっくり。モアイ像みたいです。

④https://www.google.co.jp/amp/s/ueno-zoo.mamakoe.jp/animal/balaeniceps-rex/amp/より引用の直立不動のハシビロコウ

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   嘴を下方へ向けたまま直立して動かずに、足元を通りかかった獲物を頸部を伸ばし嘴で咥えて捕食するその姿は、私には身近にいるある野鳥を思い出して仕方がありません。その野鳥も水辺にいて、ジッと魚が寄ってくるのを待ち続けます。時には、冬の寒い最中でも水中に脚を浸かってただひたすら待ちます。それはサギ類の身体も約93㌢もあるアオサギです。身体の線は細いですが…

⑤https://grapee.jp/318366より引用の鳥だから飛びますハシビロコウ 

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   首をすぼめながら飛翔します。羽ばたきの回数は一分間に150回と、鳥類の中では非常にゆっくりとしています。長い飛翔は稀ですが、興奮した際には、元いた場所から、約500メートルほど飛ぶこともあるそうです。鳴管が退化しており鳴くことは少ないですが、クチバシを打ち鳴らす「クラッタリング」。飛翔中に鳴くこともあり、アオサギのように「ギャー」と鳴くのでしょうか。



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