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第499回 この子たちも「シギチ」の仲間の旅鳥です。

①http://buncho.in/photo/347630より引用

   第495回で「旅鳥」として多くの種を持つ「チドリ」と「シギ」を語りましたが、勉強不足でこれらの五種を抜け落ちていました。また「チドリ」と「シギ」を二種合わせて「シギチ」ということすら知りませんでした。やっぱり水辺の野鳥は苦手なんでしょうね。以後勉強します。

キリアイ(シギの仲間で体長約17㌢)

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   ②のキリアイは「シギ」の仲間で、ロシアの北極圏からアフリカ大陸、東南アジア、中東に越冬する際、日本に立ち寄る「旅鳥」です。秋の渡りによく見かけるみたいですが、かっては大軍で群れなして渡ってきましたが、最近では小さな群れでしか来なくなってしまいました。

③-1.トウネン(体長約15㌢)

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③-2.オジロトウネン(体長約15㌢)

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   トウネンオジロトウネンも「シギ」の仲間で、トウネンはシベリアあたりで繁殖し、オーストラリアや東南アジアへの冬鳥、またオジロトウネンはユーラシア大陸北部の亜寒帯や寒帯で繁殖し、アフリカ、インド、東南アジアに向かう冬鳥として、日本に立ち寄る「旅鳥」です。

ヨーロッパトウネン(体長約14㌢)

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   ④のヨーロッパトウネンはシベリア、スカンナビジア半島の北極圏で繁殖し、その名の通りにヨーロッパの地中海沿岸やアフリカ、西南アジアの沿岸部に渡りを行い越冬します。その途中まで日本に立ち寄る「旅鳥」として、また冬鳥として、ごく少数が飛来します。

ムナグロ(体長約24㌢)

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   ⑤のムナグロは読んで字のごとく「胸黒」で胸が黒く「チドリ」の仲間です。シベリアとアラスカのツンドラ地帯で繁殖し、冬鳥さんして東南アジア、オーストラリア、インド、アフリカ東部への途中に「旅鳥」として立ち寄るほか、南西諸島や小笠原諸島では、普通に越冬もします。


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