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第488回 喧嘩っ早いスズメ(13回目)

①喧嘩っ早いスズメ(体長約15㌢)

   ①の写真を見ていると、凄く真剣な喧嘩です。私の住むマンションの玄関前の植え込み前の路上でも、時折「チュチュチュチュチューン」と植え込みの中から、ころこんで飛び出してきたと思ったら、人間がいるのを気づいて、ババっと双方が違う方向に飛び散ります。よく見る光景で周りには、必ず野次馬のスズメたちが飛び散ります。

②集団生活をするスズメ

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   スズメの大集団は殆どすべてと言っていいほど、大家族構成で集団行動で生活しているのです。その方が単独で行動して、天敵の蛇やカラス、猫などに狙われるより安全であることに間違いはないのです。私の街の周りには稲刈りがあり、食べ物が豊富ですが、街中では冬場には沢山の集団行動をした方が、早く餌を探せて安心です。

③twitterより引用のスズメのつがい(左が♀右が♂)

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   なんか③のスズメの写真は凄くどうだ、二人はお似合いだろって、しなを作っているように思います。スズメは電線や木の枝などに止まっているのをよく見かけます。一羽だけいることは珍しく、スズメが数羽の群れで集団行動をするようで、オスとメスのつがいが集まって生活をしています。

スズメの子育て

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   スズメは集団行動で生活をして、いくつかのつがいが集まらないと住み着かないようで、数が少なくなったりすると一気に見かけなくなるそうです。ある程度の集団を形成しなければ生きていけないのです。だから子育ても雌雄が分担して、幼鳥は親鳥の教えに服従します。集団行動の決まりを教えて語り継ぐのでしょう。

⑤住宅難のスズメの巣

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   そんなスズメも人の住まいの変化と共に、以前のように、民家の通風孔や瓦の間に営巣は難しく、新たな住まいを画策しています。それ故に臆病な性格も相まって、餌の奪い合いや、つがいにするメスの奪い合い、そしてこの新しく住まう営巣場所の奪い合いで、恐らくスズメの喧嘩が勃発するのです。

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