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第165回 身近な卵なのに野生のウズラは…

①タイトル写真は野生のウズラ(体長約20㎝)

   こじつけかって言われそうですけど、今回①タイトル写真のウズラは、私もはじめは鶏と同じに家禽と思っていました。ウズラの卵はスーパーでも売っていて、夏の季節ざる蕎麦の添え物くらいのイメージしかありませんし、また卵も店屋でしか食べたことがありません。

②http://www.wikiwand.com/ja/ウズラより引用のウズラの卵

   でもスーパーなんかでも卵が売られているんだから身近といえば身近です。②は皆さんもご存知のウズラの卵です。写真右手のようにまれに白い卵を産むこともあるようです。ウズラの漢字表記は「鶉」で鳥編に享(きょう)=饗→「もてなし」を表し食される野鳥だったようです。

③http://www.wikiwand.com/ja/ウズラより引用のウズラのつがい

   ③はウズラのつがいです。手前がオスで奥側がメス。どの野鳥にも当てはまるべく、オスの体色が濃くて、さらに少しだけ身体が大きいです。またその昔、ウズラは「ピヨピヨピヨ、ピョイピョイピョイ」などその鳴き声を楽しんだといいます。

   ウズラの子育ては鶏と変わりなく、メスが世話して、ヒナが親の後をついていきます。生後三週間で飛べるようにもなるんです。そうなんです。ウズラキジの仲間で、ライチョウとよく似ているでしょう。そのウズラはすごいんです。

ウズラの飛行写真がなかったので代用してhttp://www2.accsnet.ne.jp/~amx18421/japanese-0014.htmlより引用

   ウズラの飛行写真がなかったので④の写真で失礼します。キジコジュケイは飛ぶのが苦手な野鳥ですが、ウズラだけは違います。日本国内で移動したり、東南アジアから飛来する冬鳥もいるみたいです。ウズラの卵からして、遠距離飛行ができる野鳥とは思えないでしょう?

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