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第1084回 鳥の共食い

※今回は残忍とも思える写真がありますが、記事を書く上に必要でしたので、ご注意下さい。

①https://sp.seiga.nicovideo.jp/seiga/#!/im8202873より引用のイラスト

   生き物で、共食いと言いますと、ジョロウグモのメスがオスを共食いするとか、やはりオオカマキリのメスがオスを共食いするとか、またサメも共食いするとか、獰猛な肉食の生き物に多いと思います。また私が体験した共食いは、小学生の頃に、近くの池にザリガニを釣りに行く時、近くの駄菓子屋で、スルメを買い、口の中でしがみ、その味がしなくなった食べカスで初めてのザリガニを釣り、そのザリガニの尻尾をむいて仕掛け網にちぎって入れると沢山のザリガニが取れます。

②https://www.google.co.jp/amp/s/plaza.rakuten.co.jp/ymdegg/diary/200607090004-amp/より引用の自分の産んだ卵を食べる鶏

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   その他にも色んな生き物は共食いをします。何も昆虫や魚介類だけでなく、哺乳類でもあるはずです。ライオンやシロクマだって共食いはします。かっては人も戦時中は行われていたようです。また人間が人間の肉を食べる行動、あるいは習慣をカニバリズムというみたいです。人までするんですから、鳥類だって行います。以前にヒヨコ釣りで、二羽飼っていました。そのころ子供のおやつに茹で卵が多く、食べていた時、黄身が落ちて、放していたヒヨコが美味しそうに食べました。

③https://togetter.com/li/1121132より引用の落ちていたファミチキをついばむドバト

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   ②の写真のように、鶏は自分が産んだ卵を食べてしまいます。これは一説にカルシウム不足ともいわれ、卵の殻を食すのだともいわれますが、鶏は雑食ゆえ、この後放っておけば栄養価の高い黄身まで食べて癖になります。飼っていたヒヨコが大きくなり、若鳥になったとき、やはり食べていた鶏の唐揚げを落としたらすかさず食べてしまいました。飼鳥は飼い主が食べているものは美味しく思えて食べてしまうようなで、この③の写真のドバトも人が食べているから食べたと思います。

④https://blog.goo.ne.jp/zuzu-zoo2011/e/cbb7ce7237008feca016fb598147e604より引用のハシボソガラスの共食い

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   それでは野鳥はどうなんでしょうか。ここでお断りを入れないといけないのは、猛禽類の鷲鷹やフクロウモズが同じ鳥類である小鳥を捕食することとを共食いとは言いません。食性が動物食なだけです。この場合は④の写真のようにハシボソガラスハシブトガラスが同じ仲間の死骸を食べたりすることを共食いと呼びます。カラスはよくカラスの死骸をあまり見ないのは、カラスは葬式をすると言われています。これは見たことはありませんが、仲間の死骸を葬るように食べています。

⑤http://ishigantou.cocolog-nifty.com/blog/2013/01/post-51cd.htmlより引用のヒヨドリの共食い?

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   ⑤の写真は同じ仲間のヒヨドリ同士の共食いとされています。私は以前にもこのような光景を目撃したことがあります。皆さんはスズメとか、ドバトの喧嘩をご覧になったことがおありでしょうか。普段は温厚そうに見える草食が主な種は、意外と肉食の猛禽類とは違い、相手を仕留める限度を知らないと思います。スズメドバトの喧嘩ににも最後は仲間が止めに入ります。ヒヨドリの場合も止め役がいなかったので、頭部をこれでもかというくらい攻撃し殺してしまっただけです。

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