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第1749回 脚力の強い鳥

   ⑴https://jp.123rf.com/より引用の脚力の強い空手のイラスト

   ネットで「脚力の強い鳥」と検索いたしましたら、木の枝に宙吊りすることができるメジロやヤマガラの仲間のカラ類とか、街中で営巣して卵やヒナを守るために、近づく人の頭を攻撃するカラスの脚の蹴りとか、ちょっと違うと思うことを掲載しています。元来『脚力』とは野鳥にとっては、走るための『脚力』とか、蹴るための『脚力』、人でいうと物を握る握力の『脚力』が挙げられると思います。特に飛べない野鳥や飛ぶことが苦手な野鳥、また猛禽類には大切な武器です。

   ⑵走鳥類の野鳥(平胸類、走禽類)                                ①https://jp.quora.com/鳥が怖いと思わせる事実は何がありますかより引用の走るレア(体高約170㌢)

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②https://amanaimages.com/info/infoRM.aspx?SearchKey=02314003207より引用の走るダチョウ(体高170〜280㌢)

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③https://natgeo.nikkeibp.co.jp/nng/article/20130902/363530/?ST=m_wallpaperより引用の走るヒクイドリ(体長約100〜170㌢)

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  ①のレアは南米に生息しているダチョウに似た走鳥類です。ダチョウの大きさに敵わないけど体高170㌢はたいした物で、群れをなして、時速80㌔で走ります。②のダチョウは体高2㍍超え世界一大きな鳥類として知られ、脚が速い鳥としても有名で、時速60〜70㌔ものスピードで、1時間程も走り続けることができます。また、③のヒクイドリは世界で一番危険な鳥として有名で、この鳥はこの他にも、脚が速いことが知られていて、走るとエミュー同様に時速50㌔で走ることができます。

   ⑶鳥なのに走ることが得意な野鳥                         ①https://www.google.co.jp/amp/s/shae-bear.com/archives/5292/ampより引用の走るオオミチバシリ(体長約50〜62㌢)

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②https://blog.goo.ne.jp/snapshot2005/e/b212d371d0602b18f122834706e1161aより引用の走るキジ(写真はオス体長約80㌢)

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③https://ikimono-matome.com/yanbarukuina/より引用の走るヤンバルクイナ(体長約30㌢)

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   身体の大きな走鳥類だけが走るのが得意ではありません。⑴の三種の走鳥類より身体は小さく、速度は負けるかもしれませんが、この①のオオミチバシリカッコウの仲間というのに時速約32㌔で走る野鳥です。何もアニメのロードランナーだけが走ってばかりではありません。日本には桃太郎に登場のキジは勇敢に鬼に跳びかかるだけでなくやはり時速約32㌔で走ります。③の飛べないヤンバルクイナはハトより小さな身体なのに、①と②の大きな身体の二種より速い時速約40㌔でます。

   ⑷走鳥類の蹴りの脚力                                           ①http://danshireview.com/archives/4047より引用の毒蛇を蹴り殺すヘビクイワシ(体長約1〜〜150㌢)

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②https://karapaia.com/archives/52089670.htmlより引用の荒ぶるダチョウ(体高約170〜280㌢)

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③https://www.google.co.jp/amp/s/news.livedoor.com/lite/article_detail_amp/3687119/より引用の人への攻撃キックのヒクイドリ(体高約100〜170㌢)

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 ③-2.https://ojimakeigo.com/7226/より引用のヒクイドリの殺人足

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この⑷の項の中では一番身体の小さな「美人」なヘビクイワシはその名が示しますように猛禽類ですが地上採餌が中心です。ヘビクイワシの大体の体重が3㌔くらいですが、その餌となる毒蛇を約20㌔のキック力で葬ります。そんな小さな鳥より地上最大のダチョウは大体100㌔の体重からのキック力はメガ級の4.8㌧もあります。またそんなダチョウより身体の小さな③-1.のヒクイドリは体重90㌔に加え、③-2.の12㌢にもなる鋭い爪から繰り出す約120㌔の蹴りは人の内臓も破裂させました。

   ⑸獲物を絞め殺す握力を持った猛禽類                     ①-1.https://www.google.co.jp/amp/s/ikimono-matome.com/harpy-eagle/%3famp=1より引用の獲物のナマケモノを運ぶオウギワシ(体長約100㌢)

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①-2.https://www.google.co.jp/amp/s/w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/37969.ampより引用のオウギワシの鉤爪

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②https://ja.m.wikipedia.org/wiki/ワシミミズクより引用のワシミミズク(体長約72㌢)

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③http://animaltube.online/goldeneagle53より引用のシカに襲いかかるイヌワシ(体長85㌢)

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   もう一つの脚力には猛禽類の鉤爪の握力だと思います。①-1.のオウギワシは、猛禽類の中でも最大級の大きさを誇る鳥で、最もパワフルかつ飛行能力時速80㌔で①-2.の鋭い鉤爪で最も簡単に獲物を仕留めます。フクロウ代表は②のワシミミズクです。基本的には小動物を襲いますが、13㌕もあるシカを捕食もします。同じ猛禽類も餌の対象です。③の日本にもいるイヌワシは中型のワシに分類されますが、写真のようにシカやヒツジまたはトナカイも射止める、飛行能力抜群の狩の名手。

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