1030週 醜さを自覚する

1030 月

会社に行く用事がなくなったので在宅勤務。咳が止まらない。完全に風邪をひいてしまった。
とはいえ明日までにやらねばならぬタスクが山積しているので、そこそこ働く。いろいろ調べていたら、肩甲骨にカイロを貼って暖めると喉に良い、と書いてあり、実践したら本当に楽になったので驚いた。
昼休みはほぼ寝て過ごしたりしたものの、本調子でない割にはそこそこ働いて退勤。レタスと豚肉のしゃぶしゃぶに、大量の大根おろしと生姜をぶち込み、食べながら汗をかく。しっかり着込んで、毛布をかけて就寝。風邪が飛んでいきますように。

1031 火

昨日よりはかなり喉が楽。とはいえたまに咳が出る。昨日の残務を片付けつつ、午後に顧客訪問。行きしに有名なうどん屋さんに寄ったらあんまり美味しくなくて肩透かしだった。そして客先で準備してきた資料を説明しながら少し咳き込んでしまい反省する。直前にのど飴を舐めたものの焼け石に水だった。
客先から会社に行って仕事。今日で退職される先輩とすこしお話しするなどしつつ、てんてこ舞いで22時ごろ退勤。夫が買い物をしてくれていたので2人で夕食を食べる。今日がハロウィンであることはもちろん知っているけれど、カボチャ料理をつくる余裕はまったくなくて少し寂しい。

1101 水

今日から11月とは思えない気温。スタバのホリデーがはじまっているのをみて時の流れを感じる。大好きなジョイフルメドレーティーラテの季節、午後早速買った。やたら気持ちが年末に向き、クリスマスケーキも予約しなきゃ！年末の予定も立てなくちゃ！と心が忙しい。クリスマスケーキ情報を眺めながら帰宅。

1102 木

朝から外出。都心の建物に行くとき、最寄り駅ではないが家から行きやすい駅を使って結果的に迷子になりがち。早めに家を出ておいてよかった。
22時に退勤し、会社のゲートをくぐった瞬間にLeminoで日プ女子の順位発表式を追いかける。
この手のサバイバル番組がたまらなく好きなのだけれど、それは他人が序列化されるさまを娯楽として消費していることにほかならず、その証拠にわたしはサバ番は好きだけどサバ番でデビューしたグループのファンになったことは一度もない。サバイバル番組に惹かれる自分の醜さを存分に自覚しているので観ないようにしよう、と思っていたのだが、元アンジュルムの笠原桃奈さんが出演されていることもあり、やっぱり観はじめてしまい、やっぱり自分のことを少し嫌いになる。

1103 金

休日。ジムで「きのう何食べた？」を観ようと思っていたら、放送が金曜日なので最新話がまだ配信されていなかった。気分が完全に土曜日。
だらだらしてから一駅先のクレープ屋さんへ。GoogleMapの評判がやたらに良いので気になっていたのだが、良心的な味と値段でとっても素敵なお店だった。食べながらもう一駅先の公園まで歩く。
飲み会に向かう夫と解散して初台のfuzkueへ。先週末に神保町で購入したユリイカ（近藤聡乃特集）を半分くらい読む。自分が好きなものの良さを誰かが言語化してくれているというのはあまりにもありがたい。
最寄り駅に着いたら駅前のイルミネーションが設置されていた。正直あまり綺麗だとは思わないけれど、冬が来たなあ、としみじみする。この街で3度目の冬です。

1104 土

山登りに行きたい、と夫が言うので高尾山へ。出かける前に寄った近所のスパイスカレー屋さんが大ヒットだった。
高尾山にはいくつか登山ルートがあって、行くたびに前にどのルートから登ったかを忘れてしまう。1号路を登りながら、前回も同じ道を選び、斜面が急すぎてしんどかったことを思い出した。今年は体力が落ちているのか、前よりもさらにしんどく感じたけれど、山頂付近からの景色が綺麗だったし、天狗焼き（今川焼きの天狗版みたいなやつ）も食べられたので楽しかった。最寄り駅のいつものお店で満腹になるまで食べる。山登りをしたからカロリーゼロです。

1105 日

昨日は疲れたので今日はのんびりしつつ街に出かけよう、と言いながらもジムへ。夕方家を出て丸の内で少し洋服を見て、飯田橋のイタリアンでごはん。
その過程でのさまざまな事象をみているうちになぜか異様に悲しくなってきてしまい、帰り道で夫に怒りをぶつけてしまった。ずっと同じテンションでいられるわけがないのに、相手にそれを要求するのは暴力だと思う。暴力だと思うのにやめられないのは、わたしが未熟な人間だからである。つくづく悲しい。
帰宅してからもう一度家を出て、ひとりでスタンディングバーで飲み直す。前を何度か通って「行ってみようよ」と言ったものの夫が乗り気でなかったお店、行ってみたらとっても素敵なお店だった。夫とまた来たいな〜、と呑気に思ってからまた悲しくなる。