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1204週 「自分の人生を生きている」という感じ

1204 月

先輩のご結婚式で週末も同僚のみなさまと会っていたので、ぜんぜん2日休んだ感じがしないまま月曜日。朝8時から転職エージェントと面談。いますぐに転職するぞ!とは思わなくなってきたけれど、ここ1年くらいの間に腹を決めるべく、情報だけは集めておきたい。わたしはリスクを取ったり、手元にあるものを手放したりするのが苦手だから、それを加味して判断を下さないと、「現状維持」に流されることがわかっているので。
いまの部署での仕事はどんどん来るけれど、異動が決まったいま、モチベーションがどうしても上がらない。そして、先週気が張り詰めていたせいか異常に眠くて、在宅勤務なのをいいことにかなりだらだらと働いてしまった。
夕方にnoteを書いてから買い物。ひさしぶりにデカフェのコーヒー豆を購入した。丁寧な暮らしをしたい。
今週は夫が忘年会で不在なので、自分用の食材を買い込む。急に食べたくなって生牡蠣を1パック食べたらなぜか吐き気がしてきた。食あたりにしてはタイミングが早すぎるので、潮成分の限界値を超えた、みたいなことなんだろうか。

1205 火

今日も在宅勤務。これまで仕事に使っていたエネルギーを他のことに使おう、と思って、とりあえず平日に美容室とネイル(1年前の結婚式以来!)の予約を入れる。
午後、部署のMTGを聞きながら、もう数週間でこのコミュニティから去ることになるのだなあと思って、同僚の会話をやたら遠く感じていた。いろいろ文句も言ったけど、振り返ると本当に大好きなチームだった。まだ年末まで時間があるのに、異動前最終日のような妙な感慨。
夕方に上司と話して、どうやら異動先の上司(になるはずだった方)がわたしと入れ違いで異動されるとのこと。なんだかよくわからない。
先輩の結婚式でいただいたパウンドケーキ、焼き芋、常夜鍋もどきとちょっとおつまみ。ごはん作りすぎた気がしたのに、箸をつけたらふつうに完食してしまった自分が怖い。夕食前にお風呂を沸かすのを忘れていたので、寝るのが遅くなる。

1206 水

在宅勤務でだらだらしすぎてそろそろ人としてやばい気がしてきたので、午後から出社。出社前に食材の残りでスープをつくって食べる。適当に求人を見ていたら以前から興味のあった会社が結構幅広い職種で募集をかけているのを見つけて少し気持ちが明るくなる。(応募したところで受かるかは知らないが)世の中にはいろいろな選択肢がある。強気に生きていたい。
出社して割とまじめに働く。途中で同期と異動の話をして、不公平感や理不尽さを共有できてかなり気が楽になった。このアンラッキーが降りかかったのは必ずしもわたしだけではない。まあでも、だからといって何が許せるわけでもないけど。許すとか許さないとかでもないけど。
異動の内示が出てからひさしぶりに集中して作業できて、寝かせていた企画書も仕上げて20時ごろ退勤。夫と最寄り駅で待ち合わせて、大好きな居酒屋さんの周年祭へ。お腹を空かせて向かったのでありえない量食べてしまった。夫と異動の話をしていたら、「その考え方なんていうやっけ、投影?」と言われ、こんなときに防衛機制の分類持ち出してくるなよ、と笑えた。まあでも確かに、防衛機制まっただなかなのかもしれない。

学生時代以来ひさびさにお目にかかった表

1207 木

お昼過ぎに会社へ。異動先に挨拶に行く。ちょっと緊張して、いつもよりちゃんとメイクして、前髪もちゃんと固めて行く。上司となる方も異動先の方も、素敵な雰囲気の方々で安心したし、異動したらしたできっとやりがいのある業務ができるのだと思う。それが自分の人生としていいんだろうか、「会社員ってそういうもの」と思っていいんだろうか、という引っかかりも残るけれど、異動先の方々にはなんの非もないわけなので、ちゃんとがんばらねば、と気が引き締まる思い。いや、転職は考え続けるけど。
ちゃちゃっと作ろうと思っていた資料に案外苦戦したけど、いったん19:30過ぎに退勤。週末に会う友人の結婚祝いを買わねばならぬので。閉店間際のデパートでワイングラスとワインを購入する。その後、1年ぶりにネイルサロンへ。平日の夜は大抵飲み会か残業かだったけど、自分のために時間を使ったっていいし、別にわたしが早く帰っても大して誰も困らないのだ。
爪をクリスマス仕様にしてから最寄り駅のワインバーで立ち飲みして帰宅。最初に飲んだ白ワインが超美味しかった。

1208 金

午後から出社。ずっと関わっていたプロジェクトの方に異動を告げたら暖かい言葉をいただいて、ちゃんと仕事に向き合ってきてよかった、と感慨にふける。まあ、キャリア的にはその努力はほぼ無意味だったと思ってしまいますが。
昨日積み残した資料作成を終え、とはいえタスクを積み残したまま19時過ぎに退勤。美容室で髪を切る。こういうことだけで会社に反抗してる気分になるの、これまでどれだけ社畜だったんだ?という感じ。
最寄り駅で居酒屋へ。ひとりでも飲みに行けるお店が2-3店舗あると、こういうときに助かるな~と思う。日本酒飲んで酔って寝る。

1209 土

7時に起床。新幹線で金沢へ。大学同期女子旅行である。東京から一緒に向かうはずだった友人が体調不良で来られなくなってしまったので、ひとり北陸新幹線に乗り込み、ecuteで買ったお菓子を食べながら千早茜『さんかく』を一気読みする。千早さんの小説の登場人物はみんな「自分の人生を生きている」という感じがして、ある種の自分勝手さが清々しい。そして毎度のことながら舞台の京都に行きたくなってしまう。
金沢駅で乗り換えまで時間があったので駅ナカの本屋で『傷を愛せるか』を購入して特急列車で加賀温泉駅へ。友人たちと合流する。
今回の旅行はまったりとした温泉旅行で、回転寿司屋→九谷焼の絵付け体験(楽しかった!)→お風呂→ごはん→the W鑑賞→お風呂→睡眠。楽しいことしかない。素敵。最近結婚した友人にお祝いを渡すこともできた。
23時くらいに突然「小中学生の頃の流行」の話になり、懐かしのブランド名を連呼して爆笑したりしていた。ポンポネットとか。

1210 日

8時ごろ起きて朝風呂、そして旅館の朝ごはん。夕食も朝食も、蓮根やさつまいもが美味しかった。
旅館をチェックアウトして金沢駅方面へ。近江町市場やひがし茶屋町で観光する。途中、生麩でつくられた白玉を食べたのだけれど、それがとっても美味しかった。お麩だからさっぱり♡と思ったけど、よく考えたらお麩は小麦粉でできているので別にヘルシーではなかった。
18時ごろに解散して東京に戻る。夫は不在だったので、ひとりでぶりしゃぶを食べる。北陸から帰ってきて東京のスーパーでぶり買っているの不思議。
帰ってきた夫と話していたらあっという間に1時を過ぎていて、慌てて眠る。

写真は近所の飲み屋さんのおつまみ。
キャラメリゼしたオレンジをチーズと合わせるの、素敵でした。

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