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1225週 年末日記②

先週の日記でタイトルにできる言葉がうまく見つからず「年末日記①」とつけてみたけど、今年は31日が日曜日なので、うまくはまった感じがある。2023年、最後の一週間です。

謎のイントロ

1225 月

クリスマス。だいたい仕事の引き継ぎも終わったのでざっくりと働く。部署の先輩方と前上司には特にお世話になったのでチョコレートを用意していて(重い女)、それにつけるメッセージをしたためる(さらに重い女)。そして午後から会社に行く。
なんとなく全社の仕事納めは26日という雰囲気があるので、部署の方々へのご挨拶は明日かな〜と思いつつ、前上司が明日は出社しないというので、挨拶のタイミングを窺う。19時くらい、会社出る前に挨拶しようかな〜と思っていたら打ち合わせかなにかで離席されていて挨拶できず。このまま挨拶せず異動していくの嫌やな、てかチョコどうしよう、という気持ちで退勤。
20時に店を予約して夫とクリスマスディナー。結婚してから毎年同じスペイン料理店に行っている。クリスマスなのに良心的でご飯がおいしい。今年はコースで予約したはずが「コースは24日だけで25日はアラカルトですよ」と普通の顔で言われてびっくりした。予約のとき、コースしかないって言うたやん!そういう接客だけど、料理がおいしいのでオールオッケーです。むしろ、アラカルトで好きなものをつまめて楽しかった。
帰りに恵比寿ガーデンプレイスに寄ってクリスマスツリーを眺める。22時くらいだったのにやたら人が多くて、みんな仕事帰りにクリスマス気分を味わいにきているのだなあ、と謎の連帯感を抱く。

1226 火

昨日人混みに行ったせいか喉が痛い。年内最終出社日なのに。
のど飴とカモミールティーで喉を潤しつつ朝イチで出社して、部門の定例会で異動の挨拶。同じタイミングで同じ部門に異動になる同期と一緒に、それぞれかなり感情を乗せた挨拶をした。感慨深い。感慨深いのだが、そのあと部門長に「まあ、新しい部署でゼロから頑張ってください。ここでやったことも多少は役に立つかなあ」と言われて、同期と顔を見合わせる。ゼロ?!やっぱり、ゼロにならない場所に送ってほしかったという呪詛は残る。そういう意味で発言されたのではないんでしょうけど。
引き継ぎやら異動先の部署での打ち合わせやらでばたつく。本当は明日は在宅勤務&午後休のつもりでいたのだけれど、異動先の部署の打ち合わせが夕方に入り、出社が決定する。仕事、納まってくれない。
夕方に部署の方々から色紙とお花とプレゼントをいただく。同期とお揃いのkakimoriの名入りノートをいただいて、嬉しすぎる。みなさまにお菓子配りながら挨拶。みなさま、かけてくれる言葉が優しい。
前上司は今日は来ないと言っていたのでもう異動前には会えないつもりでいたら、夕方にフロアに顔を出してくださって、めちゃくちゃびっくりする。お菓子を渡してお礼を言ったら、冗談だらけの会話のなかでふと「絶対戻ってこいよ」と言ってもらって、嬉しすぎて受け身が取れなくなる。戻るとしても戻らないとしても、そう言ってもらえたことはずっと忘れない気がする。
夜はチームで忘年会兼送別会。意訳ですが、「猪突猛進だったよね」「あなたのためには異動したほうがいいと思うよ。もっと遠くにいけるから」など、本当にありがたい言葉をいろいろもらう。異動でふて腐れていたけど、大好きな人たちと大好きな仕事ができて本当に楽しかったなあという気持ち。願わくば、強制終了ではなく「やり切った」という気持ちで去りたかったけど、それは構造上避けられなかったことでもあり、わたしの能力不足でもあるのだろうと思う。
ほぼ終電、に乗るために階段を上っている途中で、先輩方に「お誕生日おめでとう」と言われる。27日で、26歳になりました。
最寄り駅までの終電がなくて、ターミナル駅からタクシーで帰る。タクシー乗り場の混雑をみて年の瀬を感じる。帰宅して夫に今日のことを話したら、「はいはっとは色紙とかで報われるタイプだもんね」と言われて、現実に引き戻されるとともに彼が的確すぎて笑う。まあ、確かにぜんぶ気休めなんだけど、気休めでも救われるときはある。

1227 水

やっぱり体調悪い。喉からくる風邪。
午前中、某打ち合わせでまた異動の挨拶。それから出社する。もう誰も会社にいないかと思ったけれど、同期がきていて、なんと誕生日プレゼントをくれた。手紙も。年末かつ異動前かつ誕生日なのに直前で出社が決まって少し辟易気味だったのだけれど、出社してよかったな〜と思う。人の優しさでなんとか暮らしている。
異動先での打ち合わせはわからないことだらけで、年明けからまたインプットの日々がはじまることを予感しつつ退勤。仕事納めです。そして夫が予約してくれたお店でフレンチをいただく。
忘年会続きだから、と言ってあまり重くない料理のお店を予約してくれたのだけれど、上品で美味しくて、ソムリエの方が気さくで、終始幸せだった。ペアリングだったのでワインを飲みすぎる。プレゼントも用意してくれていた。
26歳の抱負は、すべてに意味を求めすぎないこと、そして、自分の人生を生きることです。自分の人生の責任は自分しか取ってくれないけど、だからといって視野狭窄に陥るのもよくないので、与えられた環境を楽しみつつも、人生のオールは手放さずにいたい。

1228 木

今日から年末年始休暇!夫と話していた年末年始の計画にわたしの理想を押し付けてしまい空気を悪くする。26歳なのに。
お昼、近所においしいカレーを食べにいく。今年出会えてよかったお店のひとつ。帰りにホームセンターで掃除用具を買う。
帰宅してオンライン脱出ゲーム。夕食を挟んで2本連続でプレイしたのだが、ぜんぜん毛色が違う2作品で、それぞれ素晴らしかった。特に「時間旅行と7つの謎」はかなりやり応えがあり、年末に向いている作品という感じ。おすすめです。

1229 金

遅めに起きて、洗濯やら洗面台の掃除やら。掃除というものをさっぱりやらずに暮らしているので、年末くらいは大掃除をしないとやばい。昨年末は東京にいなくてあんまり掃除をしなかったことを本当に反省しているので、今年は早めに。夫もキッチンの掃除をしてくれていた。
13時に渋谷でネイル。ずっとセルフネイル派だったのに、異動の内示が出てから謎にジェルネイル欲が湧いている。ゴールドのマグネットと赤いインク柄で、うっすらお正月感があるような、ないような。かなり可愛くて気に入った。ハッピー。
夕方に夫と新宿で待ち合わせて少しだけショッピングをしてから、ちょっとだけお寿司をつまみ、その後よく行くまぜそば屋さんへ。今年の年末は東京に留まるので、よく通ったお店で食べ納めをしてまわると決めていたので、その第一弾。お腹いっぱいでちょっと気持ち悪くなりながら帰宅。洗面台とキッチンの掃除の続きをする。郵便受けちゃんと空にしたら水道代の払い忘れを見つける。想像を絶するだらしなさ。
さらに想像を絶することですが、我が家には壊れたままわたしが使い続けている組み立て式タンスがあり、夫に依頼してついに修理してもらう。普通にわたしが組み立てを間違えていたらしく、次買うときは組み立てサービスをつけようと誓う。

1230 土

朝起きてジムへ行く。ジム納めかな。走りながら「きのう何食べた?」の最終回。よすぎてうるうるする。愛。
大掃除を進めつつ、黒豆を煮てなますを漬けて栗きんとんをつくる。
夕方、今年いちばん行った某居酒屋へ。今年の3月に初めて行き、たぶん15回は行ったと思う。お世話になりました。
その後、夫と紅白歌合戦(ヒット曲を男女に分かれて歌い点数を競う会)を実施。去年Xで見て、絶対やろうと思っていたのでやれてよかった。去年のいまごろはXじゃなくてTwitterだったんだよなあ。
〆はわたしが気に入っているワインバーで。

1231 日

午前中からおせちを作る。筑前煮、数の子、松前漬。今年はゆったり作れて楽しかった。
お昼過ぎに出かけて、神田やぶそばへ。「東京の名店で年越しそば食べたいね」という軽い気持ちで行ったところ、2時間並んだ。鴨南蛮おいしかった。
正月の食べ物をデパートで調達。正月への温度差で夫と険悪になる。来年は「正月行事はぜんぶ自己満足」と書いた紙を自室に貼りたい。
夜は蟹鍋とふぐ。日本酒飲んで、紅白が始まるころにはベロベロ。

写真は年越しそば。

今年は年末の異動にメンタルを持っていかれたけど、仕事もプライベートも粛々と充実していてよい年でした。
来年のいまごろどんな気持ちでいるのかまったく想像がつかないけど、自分の人生を生きられているといいなと思います。
2024年もnote日記は続けていきたい。よいお年を🐇

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