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0314週(と、0321in京都)

0314 月

ドン引きするほど目が痒い。薬を飲んで目薬をさしていても、とにかく目が痒いしくしゃみが出る。春の訪れを喜ぶ気になれない。このコンディションで始業するのか、、、という気持ちではじまった月曜日。先週取引先から言われた言葉をなんとなく引きずっていて、仕事イヤイヤ期がきてしまった気がする。暇なら別に仕事イヤイヤ期でも構わないのだが、こういうときに限ってやたら忙しい。花粉&やる気低下に見舞われながら22時終業。えらすぎる。

0315 火

花粉で目覚める。ここ数日は夜中にも花粉で目が覚める。ほんとうに最悪な花粉症。そういえば2020年はぜんぜん花粉症を感じなかったな、とふと急に思って調べてみたら、2020年の関西の花粉飛散はものすごく少なかったらしい。コロナでマスクして引きこもってるからかな〜って当時は思っていたけど、マスクしていようが在宅勤務だろうが2022年は症状出まくってます。相変わらず仕事はバタバタ。やらなきゃいけない作業を寝かせてしまっていてちょっと落ち込む。部長と面談。最近部長と話すともやもやすることが増えた。部にいる期間が長くなってきたことで、わたしのキャリアや業務希望がケアされなくなってる感がある。合理的に考えてわたしが後回しになるのはわかるといえばわかるのだけれど、わがまま従業員なのでうっすら不満を抱いてしまう。言わないけど。オットともども仕事が終わらないので、お惣菜で晩ごはん。実家の母があまりお惣菜を買わない人だったので、「手間をお金で買う」ことに抵抗感がある。オットはそういうことを全く気にしないので、無理して家事してキレたりするくらいならさっさとぜんぶアウトソーシングすればいいんだと思う。なのに、夕食をお惣菜で済ませること程度で謎の背徳感がとまらない。

0316 水

在宅勤務を続けた成果か、心なしか花粉症がまし。打ち合わせが多くて心折れそうになりながら労働。タスク終わらなくて久々に定時前始業して作業。今週から昼休みをちゃんと1時間とる(そしてその間業務デバイスを見ない!)ことにしているのだけれど、すごく精神衛生が改善してびっくり。昼食作りと業務を並行してやって、PC画面見ながらご飯食べて、みたいなのはやっぱりよくない。結局集中力もたないし。21:30ごろまで仕事して、久しぶりにリングフィット。体調不良が改善したので、やっとホワイトデーにもらったシューズを履けた。サイズもぴったりで、軽くて、衝撃を吸収してくれて、最高だった。るんるん。23時ごろからごきげんで晩酌していたら、地震が来た。ソファで酒を飲んでいたら縦揺れを感知して、一瞬で酔いとごきげんが醒めた。揺れが長くて、2011年を思い出す。停電、津波注意報、などの情報が入ってきて、1時間くらいテレビとTwitterをぼんやり見てしまう。心配だけど、心配しすぎて疲れるのは本末転倒だと思い、入浴して就寝。

0317 木

ひさしぶりの出社。早起きに慣れていないので、眠い。ハロプロ聴きながら電車で目を覚ます。会社、行ったら行ったで楽しいんだよな。お昼は会社から10分くらいの大好きな立ち食いうどん屋さん。せっかく会社に来たなら誰かとランチの約束でもすればいいんだろうけど、好きなもの食べたい、という気持ちが勝った。午後は打ち合わせラッシュで若干ボロボロになりながら、22時ギリギリに会社を出た。今週ふつうに忙しいな。オットが鍋を作って待っていてくれた。ありがたい。3連休で京都に行くことを決めた!!るんるん。

0318 金

京都行きが決まって三連休はオットと一緒にいられないので、今夜は飲みに行こう!と事前に約束して、仕事を頑張る。幸運なことに昨日までよりかなり業務状況が凪いでいたので、ずっと着手できずにいた案件とかもそれなりに作業しつつ、19時ごろまで仕事。外に出たら寒すぎて引いた。1月やん。おでん屋さんに行こうとしたら満席だったので、近所の宮崎料理屋さんへ。日向夏風味のクラフトビールが美味しかった。まん防でお店も早く閉まるので、さくっと店を出て20時半からまた仕事。酒飲んでる間に3件くらい電話がかかってきていてちょっとげんなりしつつ、22時に退勤して家で2次会。オットがつくってくれたお茶漬けを食べるなどする。自分が仕事忙しいとすぐに甘えてしまってよくない。Twitterでjuice=juice稲場愛香さんの卒業発表を知る。この日記でも少し書いていた「生年月日が同じアイドル」は稲場さんのことで、ここ数か月、夜中にお風呂で動画を眺めたり通勤電車で曲を聴いたり、いろいろな場面で救われてきた(にわかのくせに大袈裟かもしれないけど)ので、動揺する。

0319 土

京都!!8時台の新幹線に乗る。朝ごはんはねんりん家のバームクーヘン。丸太町で後輩と和食ランチ(ずっと好きなお茶漬け屋さん。京都でぶぶ漬けを食べるというのがよい)をして、イノダコーヒーに寄った。彼女が春から首都圏に来てくれるのが嬉しい。15時過ぎに宿に荷物を置いて、一乗寺の詩仙堂へ。詩仙堂、オット(当時彼氏)と散歩していてふらっと辿り着いたのが初訪問だったのだけれど、それ以来京都でいちばん好きな場所といっても過言ではない。黙って庭を眺めていると、いろんなストレスが浄化されていくな、と思う。就活うまくいかなかったときも、卒業直前に精神が不安定だったときも、ここに救われてきたことを思い出す。今回もいろいろ考えながら庭を眺めていた。17時に詩仙堂が閉まってしまうので、東山に移動して大好きなお蕎麦屋さんで鴨南蛮を食べた。そのあとは日本酒バーと洋酒のバーをはしごして、鴨川を歩いて宿に戻って眠る。京都でひとりの夜、楽しめるかすごく不安だったけど、ちょうどよい春の気候もあいまって最高だった。雨降ってて花粉もましだったし。

0320 日

今回の京都ステイの主目的、友人の卒業(修士修了)旅行。卒業旅行どこ行きたい?という話をしていたら、まさかの京都リクエストをされたのだった。ベタな京都観光をしよう!と決めて、着物レンタルをして観光地をまわった。京都に住んでいたときには、斜に構えていたしお金もなかったからぜんぜん観光めいたことをしてこなかったけれど、いざやってみるとすごく楽しかった。写真もいっぱい撮った。サークル同期の3人で仲良くしていたけど、これで全員が京都から離れることになる。わたしはとっくに京都の人間ではないのに、みんなが京都からいなくなってしまうことが寂しい。京都への執着。夜は馬焼肉(昔先輩が連れて行ってくれた思い出の店)を食べて、Airbnbの部屋備え付けられていたプロジェクターでお互いの推し(アイドル)の動画を共有しあった。大画面でみるアイドルは最高だった。好きなジャンルが三者三様なので、各界隈の文化の話もおもしろかった。ひとしきりはしゃいで、疲れ果てて寝る。

0321 月

卒業旅行2日目。昨日で体力を使いすぎてスロースタート。六曜社珈琲店でモーニングを食べた。六曜社、有名だし生活圏内にあったし大学時代のわたしはカフェ大好き人間だったのに、一度も行ったことがなかった。コーヒーカップが可愛い。もうコーヒー飲めないのでミルクティーを飲みました。昨日で観光には満足したので、今日はしゃべり倒す。昨日に引き続き推しの話。「推す」という行為の暴力性とか、わたしたちは推しに何を投影しているのか、とか。職業としての「偶像」って、冷静に考えると凄まじいけど、なぜ自分が偶像を崇拝したがるのか、ちょっとわかった気がする。気がするだけかもしれないけど。友人の「推しには推しなんていないんだろうなと思う」という言葉が秀逸だった。推しのいらない人生を生きる人はすごい。旅行が解散になってから、鴨川デルタに行った。夏に花火をしたり、季節問わず酒を飲んだり、新歓したりしていた思い出の土地。卒業シーズンの学生もちらほらいて、2年前の自分たちを投影してしまった。修士に進学した同期ですら京都を離れる時期なのだから、わたしもそろそろ京都を「ただの街」だと思いたい。20時前の新幹線に乗って東京に着いたときに、東京に「帰って」きたな、と思えて、ちょっと安心した。

写真は着物を着たわたしです。
鴨川沿い、三条の河津桜は毎年咲くのがはやい。

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