見出し画像

0227週 身の振り方(キャリアプラン)

0227 月

朝から会社。ちまちまつくっていた資料を元上司に送ったところ、お褒めの言葉をいただいて嬉しい。本質的じゃないのはわかっているけど、尊敬する人からの承認が何よりも嬉しい。
帰宅してFacebookをみていたら、業務でかかわりのある同期が「海外留学を決めました」と投稿していて目が飛び出る。彼女が会社でのキャリアに悩んでいることはなんとなく知っていたけれど、海外留学という決断をして、入学の切符を掴んでいたことに驚く。わたしは目の前の仕事がそれなりに充実しているのをよいことに中長期的なキャリアを考えることから逃げている自覚があるので、自分自身の人生のために決断を下せる人には畏敬の念を禁じ得ない。

0228 火

あっという間に2月最終日。在宅勤務。午後に打ち合わせが詰まりまくっていてびびる。手元に抱えている作業が少ない日でよかった。
夕方に業務を中抜けして耳鼻科に行こうと思い、オンライン予約を取ったところ、混みすぎていて結局20時半過ぎに診察を受ける。花粉症の薬の処方箋をもらい、夕飯の買い物をして帰宅。野菜トマトスープ、めかぶ、手羽先、ビール。来世ちゃんを観る。

0301 水

3月はあんまり残業したくない、という気持ちとともに始業。なぜなら社会保険料が高くなるから。しかも花粉が大量飛散しており、まったく労働意欲がわかない。お昼も夜も野菜トマトスープとパン。
20時過ぎまで働いて退勤し、レイトショーへ。3月はこのようにアフターファイブの充実を図っていきたい。アフターファイブって死語のような気もする。
大好きな朝井リョウさんの連作短編集『少女は卒業しない』の映画。原作ももちろん好きなのだけれど、これはもう本当に、映画として素晴らしすぎた。原作に収録された7篇のうち4篇を大胆に再構成しているつくりで、映画ならではのギミックもあったりして、そして何よりストーリーが、とっても、よい。人の感情の機微をこんなに綺麗に描けるものか、と感動。後半1時間くらいずっとうるうるしていた。
帰路、自分の卒業式のことを思い出してちょっとしんみりする。3月はそういう季節。

0302 木

午後から出社して上司と面談。最近、褒めていただいているのかプレッシャーをかけられているのかよくわからない。他人の言葉を深読みするのやめたい。
オットと相談して夜はピェンロー鍋。dancyuでみてからずっと作ってみたかった、白菜と肉を干し椎茸の出汁とごま油で煮込む鍋なのだけれど、これがとても美味しかった。美味しかったのでふたりで白菜1/2つをペロリと食べ、〆の雑炊まで平らげる。オットがケーキを買ってきてくれていたのだが、そこまで辿り着けず食後すぐベッドに倒れる。

0303 金

朝、オットが買ってきてくれたケーキを食べる。いちごとチョコレートのケーキ、とっても美味しくて朝から幸せ。
しかし今日も花粉がひどい。いつも朝お風呂に入ったあとに症状がひどくなるので調べてみたところ、熱いお湯に入ると症状が悪化しやすいとのこと。給湯温度を40℃に下げる。(ちなみに、その後お風呂上がりの症状は劇的に改善しました。後日談。)
ひな祭りなので海鮮ちらし寿司をつくるべく21時過ぎに帰宅したが、スーパーに刺身がなさすぎて出来合いのばらちらしを買う。蛤だけはあったので砂抜きしてお吸い物を作ったところ、中身に砂泥が詰まった貝があった。ついてない……。またオットがケーキを買ってきてくれたので、デザートにケーキ。甘いものをたくさん食べられて幸せ。

0304 土

午前中から横浜方面の鴨居という駅に向かう。友人が企画してくれた豚の丸焼きパーティ!彼女は豚の丸焼きをするためにオーストラリアから豚の丸焼き機を、スペインから仔豚を輸入してくれたらしい。
主催者の友人を中心に20人くらい人が集まって、みんなで豚を焼いて食べる。酒を飲む。ついでにふつうのBBQもする。マシュマロも焼いた。
川沿いで肉を焼いて友人と話していると、鴨川にいた大学時代を思い出す。とっても楽しかった。
帰宅してオットと夕食、と思っていたのだが、屋外に数時間いたことで花粉症が悪化し、帰宅後2時間ほど動けなくなる。これだから3月は嫌。

0305 日 

まるで定時に出社するかのような時間に起床し、JRに乗って新前橋へ。群馬県で働く友人に会いにゆく日。東京で暮らしていると他県在住の人も何かと来てくれるものだけど、こちらからも、会いに行きたい、と先月ふと思い、約束を取り付けたのだった。
友人の車に乗せてもらい、群馬名物の焼きまんじゅうを食べ、伊香保温泉に行き、蕎麦を食べ、蕎麦屋の店主おすすめの店で野菜を大量購入し、行ってみたかった高崎の本屋に行く。わたしのわがままばかり叶えてもらってしまった。
今回会った友人もそうだけれど、仕事やキャリアを主体的に選んで邁進している人のエネルギーはとても眩しい。伊香保の露天風呂で仕事の話をしながら、自分の身の振り方(キャリアプラン)を我がこととしてちゃんと考えなければならない、と改めて思う。わたしには、自分の人生を自分で選んで生きているのだという自覚が薄い。
帰宅して、群馬で買った里芋を使って夕食。あまり買いだめしないたちなので、冷蔵庫に野菜がぱんぱんに詰まっているのがとっても新鮮。

写真は前橋・田中屋さんの焼きまんじゅう。
『いつかティファニーで朝食を』で見てからずっと食べてみたかった念願の味、想像よりもパン的な食べ物で、癖になる味だった。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?