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今日会うはずだった日のケーキ

5月30日に亡くなった画家の松井守男さんと、今日、6月7日にお会いする予定がありました。
そのことに触れている、東愛知新聞の編集長のコラム・・・

このフレンチに、私も同席させていただくことになっていました。

🌟一つ前のnoteも、良かったら参照にしてください。

心配していただいているけど、4日に東京で対面した時、私は涙が出ませんでした。
これまでの同じ場面でも感じてきたことだけど、もうそこ(肉体)に本人はいないな、と感じるので・・・

守男さんの場合、クリクリとよく動く澄んだ目がとてもきれいで印象的で、笑顔や、表情や、声あっての彼だったので、目を閉じて、動かない姿は特に彼ではないな、と実感しました。

ただ、この経験は初めてだけど、会うはずだった予定の日が来たら、予定していた服や靴や、想像していたにぎやかで美味しい時間が実現されないことを思うと、寂しさや喪失感がぶり返しました。

編集長の名ブログを読んで、編集長のお気持ちを想像しても、悲しみが増しました。

前回のnoteで触れたように、4月末の次男の誕生日のことも気にかけてくれて、実際はどうだったかわからないけれど、ケーキを用意してくれたとしたら・・と想像したら、次男のためにケーキを買いに行きたくなりました。

ところが、次男のお気に入りのケーキ屋さんも、私が考えたケーキ屋さんも、その他もいくつか火曜日が定休日!(実に5軒くらい)

「あ!」と思って、守男さんがお気に入りだった「モンペリエ」に電話をしたら、今日はお休みではないはずなのに、休業を知らせる留守電・・・
(昼から開いてるかも、など思い、合計3回お電話しました)

というわけで、オーソドックスなショートケーキがマストの次男のために、無難にコージーコーナーで買ってきました。
*それがトップ画像で、改めてここに載せるほどでもないので割愛(笑)
チーズケーキもエクレアも買ったけどね。

訃報を知ったタイミングも、翌日から体調悪くて(生理)、今日のこのケーキへのたどり着けなさも、連動しているように感じてしまいます。

今日の時間も(まさに今)、心から楽しみだった・・・
明日も、守男さんの母校出身のお友達をお引き合わせする予定でいました。

今回の訃報を受けて、守男さんに会いたがっていた方々の多さを実感し、その機会はまだまだ続くと思っていました。

もう~~ モリリンもう~~ って、ふと口にしながら、過ごしています。

2021年2月に、今日行く予定だった「アモンダン」で私のお誕生日祝いをしてくれた時の1枚。

たまたま、8年前に初めてお会いした時と同じワンピースでした。

そのうち、「アモンダン」や「モンペリエ」や「伊勢路」(お好み焼きや鉄板焼き)や「鈴幸」(守男さんのお気に入りは鰻)など、訪ねてみて、お店の方と思い出を語りたいと思います。


話は変わり・・・

結果的に晩年の日本での拠点だった神田明神を訪ねたことで、東京なのに、緑が色濃く、妖力を感じる御茶ノ水に、守男さんが話してくれた、ふるさと豊橋の生家の近くの豊川周辺(豊橋公園辺り)の空気が重なり、何か書き残したくなりました。

神田明神と、内部の展示作品、御茶ノ水駅周辺の様子・・・


私は勝負の神様や、平将門のことを事前に聞いていた神田明神で、息子二人にお守りでも買おうかと思ったけれど、平将門を詳しく知らないので、控えました。

あの土地で感じた胸騒ぎ。
なるほど、と思った記事を記録しておきます。

センセーショナルなタイトルをこのnoteと結び付けたいわけではないので、
興味のある方だけ読んでください。
やっぱり、何かある空気だったし、その独特の空気を、書き表しておきたい、という気持ちです。

https://www.travel.co.jp/guide/article/9868/

私が小説を書くことを、誰よりも望んでくれていた守男さんへの追悼で、何か書きたいと思います。
西陽のオレンジ(理由あり)~深緑のイメージで・・・


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