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一人になれる部屋。

今日は、実家から自宅へ移動する日。
父に駅まで車で送ってもらい、30分弱電車に揺られる。

車内に大きな声で話す外国人ファミリー。本当に声がデカくて。いや、日本人が小さすぎるだけかも知れない…と思ってしまうくらい、堂々と清々しくデカい。

駅について、自分の夕飯の弁当と、きらしてた豆板醤と、この前一人で食べたら美味しかったメロンパンを2つ買った。

ピンクだった壁が白く塗り替えられていたのを発見してiPhoneで撮りつつ帰宅。


「ただいま〜」

「おかえり。なんか爽やかだね。」
と、夫。

急に暑かったので、実家に眠ってた半袖のワンピースを掘り出して着てきたから珍しかったのだろうか。

そのあと私が最近発見した面白い人の動画を一緒に見ながらメロンパンを食べたり、夫のiPhoneのガラスカバーを張り替えてあげたりしながら、近況を報告しあう。


冷蔵庫の中身を確認して、明日は前の道路が工事だとか、次の木曜日はお昼から断水だとか、引き継ぎ作業がひと通り終わり、今度は夫がリュックを背負って、徒歩で30分程の距離の実家へ向かう。

ここは、私たち夫婦が一人になれる部屋なのである。

そして私は一人夕飯を食べて落ち着いたところで、今日から日記を書こう!と思い立った。

それほど暑くもなく。風も吹いていない。しんと静まりかえって、時間の止まっているように感じる夜だった。

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