書きかき

 なんだか今日は書きたい虫が、いや最近覚醒してきてるっぽいので、だしてみることにしたのぜ。地味に初めて「テキスト」するけど、使い心地よき。でかいほうのキーボード持って帰って来ればよかったかな。こなれてないから、トラックボールと。

 「ドラクエの発売日だから休みます」
こないだ他人に対してかっこいいと思ったこと。俺が有給を取らせてほしくて話に行ったときかな。管理職のひとから、もう昔と違うんだから、休む理由を言わなきゃいけないとかNGだし、なんなら「ストⅡの発売日だから休みます」、「エアジョーダン買うのに並ばなきゃいけないんで休みます」って堂々と休みを取れるような雰囲気が理想だよねって。
 もちろん現実としていろいろあるけど。どこまでが地の考えで、どこからが歩み寄りための表現なのかなんてのはわからないけど、それはわからんでいいんだ。そういう考え方を持っている人が上の立場にいてくれることが、俺は嬉しかった。かっこいいと思ったし、そんなおじさんになりたいと思った。

 かっこよくまとめようとしないで書いてみよう、なんか書いてるのがキモチイイな、と思うことを、つらつらと、つれづれ?
 そうだ最近、”スライム倒して300年、知らないうちにレベルMAXになってました”ってアニメにハマってる。もともと原作は読んでなくて、何年か前にコミカライズを2冊め位まで読んだとこまでだった。けどこないだ偶々Youtubeで見たオープニングがものすごく良くて、聴き込んでた。まえから最推し声優だった悠木さんのセリフが入った、ゆるい曲。と、なにより「異世界管理局創造課」。最初エンディングと誤解していたけれど、CDのカップリング曲みたい。どっちの曲も悠木さんの才能が全開で発揮されてると思う。言葉では語り尽くしがたい。いいもんはいい。

 で、なんとなく本編を見始めてみたらすごくいい感じにゆるい。「徹夜で頑張るのはダメ」とか、「好きなことをコツコツ」みたいな考え方が、ヒロインの表現に徹底されてるなぁと。自分の気持ちが焦りすぎてるときに、すこしセリフを思い出せたら程よくブレーキになってくれる、みたいな。
 と、いうのをはたと思い出した。無意識の癖みたいなもんで、ついつい本来の自分以上に誇張しようとしてしまったり、過集中でのめり込みすぎたりすることが少なくない。
 きれいにまとめようとしすぎると、生のまま自分の中から湧いてきた考えや言葉が少し違くなってて、いつのまにか「あれこんな事言いたかったんだっけなぁ?」って迷子になったり。今書いててきづいたけれど、「これを伝えたいぜ!」って思って書き始めたはずが、だんだん伝えたかったことよりも、表現をきれいに整えることのほうに注意がスイッチするのかもしれない。そういう意味でも、一度箇条書きとか、ブレスト的にアウトプットするのは大事なのかも。とたった今思った。一箇所をじっくり考え始めると、他に浮かんでたはずのアイデアが消えてくことも多いしなぁ。こんどは、一度人に見せないつもりで、というか付箋やらExcelで一度書き出そう。「書いた」→「公開」!ってのがどうやっても一手で行かない方法にしといたら、外向けにかっこつけようとする意識は外しやすいかも。
 なにかにのめり込んでいるのは楽しいことで、それ自体は悪くないのだけれど、あまりにも後先の影響が大きすぎるときもしばしば。刃物を研いでいても、庭草を刈り取ってても、料理でも、木工やら音源やらなんか作り込んでても、台所のシンクを磨いていても、その瞬間は全力で楽しんでいる、でも後片付けする気力すら残らないところまでやると、おおよそ「コツコツ」には程遠い。小汚く汚れた服のまま、シャワーを浴びる気力もなく床で寝ることになる。超楽しいのは間違いないしクオリティも決して低くない(正確にはクオリティが上がりきるところまでやめられなくなる)が、バランスがムズい。瞬間風速的に快感が強いのか、大げさに言えばゾーン状態、フロー状態みたいな?それは快だけれど、気力体力が尽き果てるところまでやると、しばらく見たくなくなることもある。
 そこで、このアニメを思い出そう。

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