20180128

1月28日

14時過ぎ、世田谷線を三軒茶屋で下車。駅から246沿いに15.6分歩くがかなり雪残っててやっぱめっちゃ寒い。赤い公園でずっとボーカルを務めてきた佐藤千明さんがアーティスト名を「チアキ」に改めてソロ活動に向けて準備していたことは知っていたがお披露目ライブより先にトークイベントに出演されるという情報を彼女のインスタで知ったので、「お、いきなりトークなんだ!しかも他業種の方との!」と吃驚しつつも、いやこれは面白そうだ、行かないわけにはいかない、と向かった。ちなみにテーマは「原点」題して「わたしの原展」ってことでした。

たどり着いた会場の世田谷ものづくり学校はまさに学校をリノベーションした建物で基本的に公共の建物に不慣れなw自分はいきなり圧倒される。遅刻したんでほかの出演者さん(現役大学生で手作りジーンズの製造販売「EVERY DENIM」代表山脇燿平さん、気鋭のフォトグラファーでPARCOのシブカル祭とかも出品されている小林真梨子さん)の「原点トーク」は始まっていた。後半スライドを使ったりしてまさにプレゼンってかんじで、それぞれなかなか熱く、旺盛な野心とほとばしる才気を感じるお話しでしたが、時間の都合なのかそーいう趣旨なのか、司会の方がイマイチこう人となりを(小林さん以外は)掘り下げてくれなくて、自分にはもどかしい瞬間が多かった。でいよいよチアキさんのプレゼンの番になったのですが、彼女はプロジェクター投影用の素材を準備できなかったといいながらピンク色の画用紙にイラストを描いてそれで語り始めた。激しい人見知りで「人見知り過ぎて人に迷惑をかけるほどだった」彼女も小さなころからモー娘。が大好きで、歌うこと、人を楽しませることが大好きで、なんとなく歌うことを仕事にして生きていく自分の未来をこころに描きながら、その夢の実現に向け、ボイトレに通ったりしていた。そんな彼女が「通っていた東村山西高校の1個上の先輩と同級生の子がやってるバンドの、ヴォーカルの子が抜けたので代わりに入ってもらえないかと誘われて」ごく自然に、それまでいたバトミントン部から軽音楽部に転部。そして迎えたバンド=赤い公園の初ライブ。そこで受けたリアクションと人前で歌うという体験が異常に楽しかったことは強烈な体験として今でも鮮明に記憶に残っているという。そしてバンドはライブを重ね、地元のライブハウスで切磋琢磨していく過程で彼女はひとつの壁にぶち当たる。(つづく)


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