見出し画像

こんな世の中で生きていくしかないなら

恋人に打ち明けた“ つらいかもしれない ”という気持ち。

人の目や評価を気にしすぎてしまう、自分の追い込みすぎる完璧主義、
そこから来てしまう自己嫌悪。
自分の特性で自分が苦しくなってしまっていた。

仕事を休んで起きてからずっと自分を分析していた。
この時間はわりと好きな時間。

毎日毎日、仕事に家事に遊びに、やることを詰め込んで過ごしていて
ちゃんと自分自身を見つめて大切にする時間を
ずっと疎かにしてしまっていたなと見つめることで思い出すことができた。

自分の気の済むまで自分と向き合う。
これって1番自分を愛してあげることになっているんじゃないか、と
気付くことができたのは

“ こんな世の中で生きていくしかないなら ”を読み終わった後のお話。

いつもなら自分の船に乗っているのは自分ひとり。
行く先の進路を決めるのも、舵を切るのも、
帆を上げて速度の調整をするのも自分でやってきていた。

だけど、自分の船をしっかり管理できていなかったから
いろんな場所に立ち寄っていたら
いつの間にかたくさんの人が乗り込んできていて船長を気取って
ああでもない、こうでもない、あっちにいけ、こっちにいけと
舵を握っている自分は指示についていくことに必死になっていたから
何も見えていなかったけれど
一息ついて自分の船を見回すと何者でもないヒトに乗っ取られていた。

これは誰かの船ではなくて自分の船だから
ひとりひとりの場所に降りて行ってもらおう、戻ってもらおう。
そう思って今、SNSや人との距離感の整理を行い始めたところ。

それを教えてくれたのは今は亡き“ りゅうちぇる ”だった。
日本は若くてもしっかりいろんなことを見つめ考え生きていた
とても素敵な人を早い段階で失ってしまったと思った。
この本から学んだことをちゃんと胸に刻んで
もしかしたらりゅうちぇるが生きたかった明日を歩んでいこう。



ここから先は自分自身の学びの備忘録。

☆基本的に世の中はつらいことばかり。争いはなくならないし、理不尽なことも多い。
自分の発言で世の中が変わるなんて思ったことはないし、絶対に変わらない。
10年後も100年後も腹立つ人間は死ぬまで周りにいる。
死ぬまで何かと戦いながら日々勉強する。

☆自分を好きになるために、まずは自分を甘やかすところから始める。
・サボってしまったところ
・頑張れなかったなと思うところ
・性格の悪いと思うところ
嫌だと思うところをまず、甘やかす。
それでもいいか、自分を許してあげよう、そんな自分でもいいじゃないと思ってあげること。

☆小さなことの積み重ね、簡単なことでいい。
毎日、継続していくこと。昨日よりも素敵な自分に。

☆海外では“ 共感力 ”を高める。耳を傾けてなるほどね、と受け止める。
他人を受け止めることで自分も認められる。
自分を愛せないと人を愛せない。

☆傷つくときは本当の姿を知っているときに注意されたとき。
メディアはりゅうちぇる、そうじゃない時は比嘉龍二。
自分がどう生きたいか、何が好きか。
自分が強い、弱いにあまりこだわらなくていい。
“ 弱さ ”じゃなくて“ 柔軟さ ”や“ 賢さ ”
無理に型にはめなくていい、決めつけすぎなくていい。

☆人生の楽しみ方を知る。
幸せの形も「人それぞれ」、割り切る。
いろんな人がいる、そう考える人もいる、そういう人もいる。
自分がどうありたいかをしっかり持っている方がずっといい。
自分を見失わずに済む。

☆理解ができなくても認めることはできる。

☆自分が「好き」とか「楽しい」と思う直感を信じて生きた方がうまくいく
幸せは空から降ってくるものじゃなくて自分でつかみ取るもの。

☆人に“ 期待 ”しない。違う相手だったら・・・と考えることはしない。
苦手な人と会ったときはバックグラウンドを想像する。
自分で判断して自立する。
苦手な人に付き合って心を乱されるよりも
諦める、割り切る、逃げる、戦わない方がいい。
何もかも真面目に相手する必要はない。
自分にとって大事な親しい人の言葉だったら受け止める。
それ以外で悩むのは余計な悩み。
そこは線を引いて自分を守った方がいい。

☆お互いの「好き」や「大切にしているもの」を認めて尊重していくこと。
それぞれにとって生きやすく幸せを実感できる世の中をつくってく。

☆愛ってそもそも、自分が満たされていないと、相手にそそぐことなんかできない

☆「人に期待する」って自分の幸せの軸を他人に任せているのと同じ。
いつまでも他人にゆだねていたら本当に幸せになれる日なんてこないんじゃないか。
自分の幸せは自分で決める。
人に幸せを決めつけられないことって大事なこと。

☆完璧な人間なんてこの世にはいない。
「完成」なんてしない。

☆「愛」は美しい。
みんなにとって柔らかくて安心できる社会があるんじゃないか。
僕は本気で、そう思っている。

-END-

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?