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「poetry notes01」が完成するまでの経緯

7月13日(土)に発売する
「poetry notes01」が完成までの
経緯を書こうと思います

最初は、2024年2月の終わりごろに
地元の詩の先輩、浅見恵子さんから
「一緒に本作らない?」と電話が来た
突然のことだったので驚いた
話を聞くと、6名が参加して作る
詩や、エッセイや、写真や、俳句、イラストなどを
一冊に詰め込んだ華やかなアンソロジー本で、
そこに僕が大尊敬する詩の先生、
堤美代さんも参加されるということで
参加費やテーマなどを聞く前に、思わず
「参加させてください!」と大きな声を出してしまった

しかも、今回、僕を参加させようと
堤先生が提案してくださったようだった
本当にありがたい話だ
そして、全力を出さなきゃなって背筋が伸びた

笠原メイに与えられたページは
6ページだった、そこに
いくつでも詩を載せていいという話だった

それから数回の打ち合わせをして
堤先生と浅見さんに
僕が載せようと思っている候補の詩を見せて
こうしたらいいんじゃない?っていう
助言をたくさん頂いて、帰宅してすぐ直して
それをまた見せて、直してを繰り返した
わざわざ僕の為に時間を使ってもらっているのが
申し訳ないけど、ありがたいなと思った
詩はどんどん研ぎ澄まされていった

そして今回、収録してもらう詩5編を
浅見さんに3月9日の朝にメールで送った
今回は、装丁、アートワーク、デザインを
浅見さんが全て一人でやってくれた
これは本当に大変なことで
だけど、浅見さんのイメージは明確で
雑誌でいうとヴォーグのようなお洒落な感じの
僕では絶対にこんな風にはできないという
美しい完成度の高い本になった

そのアートワークについてなんだけど
浅見さんから「あなたが撮った写真や
描いた絵とかあったら送って、使うから」と
急に言われて、焦って古いパソコンを探って
これは使えるかな?と思える写真を
20枚くらい送って
デザインは全てお任せしますと伝えた

僕みたいな素人が、あれこれ指示を出したり
口を出しても面白い仕上がりにならないと
分かっていたから、浅見さんのセンスを信じて託した
それは正解だった

40ページのフルカラーはインパクト大
サイズはちょっと大きめのB5というのも特別感がある、
素晴らしい一冊が出来上がった

開くとびっくりするくらい素敵な作品で
堤先生の詩も最高だったし
浅見さんのイラストと詩も迫力があるし
山口さんのエッセイは重厚で
花井さんの俳句も胸にじんわり来るし
泉さんの散文詩もくすっと笑えて怖い
最後の潮田さんの写真も美しくて心が洗われた


完成した本を見た、堤先生がこう言った
「とてもポップで手に取りやすいし
ページをめくるのも楽しい
でも一つ一つの作品は重くて濃い
それが今回の本のいいところだと思う」と
まさにその通りだった

読みだすと、すごく深くまで
意識が降りていく感覚がある本だ
読書っていいなって素直に思える

1500円+送料は、安いとは言えない
ちょっとした焼肉ランチを食べれる値段だ
でも、それだけの価値が今回の本には
絶対にあると僕は思っている

ある意味では焼肉より美味しいはずだ

5月19日の文学フリマ東京38で
「poetry notes01」を発売した
その後、沈黙をやぶって
とうとうネット通販に踏み切った

30冊限定

7月13日に発売しました
「poetry notes01」

ご購入はこちらから
https://booth.pm/ja/items/5844228


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最後まで読んでくださりありがとうございました


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