【詩】愛と夢
僕は両手を広げても
空を飛べない
だけど君を抱きしめられる
足まで絡ませて
空じゃない場所を飛ぶんだ
天使に挨拶をして
虹の扉を通り抜けた先にある
二人だけの世界は
ラジオの電波も入らない
シャワールームもついてないから
一個の林檎をかじって暮らそう
君と出会うまでは
光を信じていた
それしか頼れなかったからさ
今はどんな闇のなかでも
幸せを感じられる
嘘みたいな話だけど
最近は長生きしたいなんて
青い鳥を小指に乗せて
悲しみより優しみに気持ちを注いだ
溢れるグレープジュース
壊れていく星を数えて
寂しそうに笑った
愛だけでは夢は見れない
夢だけでは愛は見れない
その両方を君はくれたんだ
ずっと離さないよ
死ぬまでを永遠と呼ぼう
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