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神に愛されていた/木爾チレン

「夢を見るから、人生は輝く。ーーーモーツァルト」(p.1)
「神に愛された特別な才能があると。十七年しか生きていないのに、この世の全てを知り尽くしたつもりでもいた。」(p.29)
「けれど、なにもかもを知らないことは強い。なにもかもを知っているより、ずっとずっと強い。でも、それさえも私はまだ知らなかった。」(p.29)
「もしかしたら人は、愛を受け取ってから、誰かを愛し始めるのかもしれない。」(p.53)
「いつも。どんな状況にいても。自分には特別な才能があると信じて生きていた。」(p.57)
「「でも作家が本当に終わるときは、依頼がこなくなったときとちゃう」「何ですか?」
「書けなくなったときや」」(p.70)
「生まれてはじめて、こんなにも誰かのことを、愛したのだから。」(p.113)
「心から、愛する人。私はいま、果てがないほどに幸せだ。」(p.190)

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