ボクたちはみんな大人になれなかった/燃え殻
「「自分よりも大切な存在」だったその人は、目的地を決めないで出かけることが大好きな人だった。」(p.16)
「美味しいもの、美しいもの、面白いものに出会った時、これを知ったら絶対喜ぶなという人が近くにいることを、ボクは幸せと呼びたい。」(p.78)
「どこに行くかじゃなくて、誰と行くかなんだよ。」(p.80)
「もしかしてなんてないのよ人生。」(p.85)
「この世に絶望してる人を見つけるの、得意なの、あたし。」(p.100)
「本当のさよならの時、人はさよならとは言わない。」(p.143)
「知らないほうがいいことも親指一つで知れてしまう時代にボクは生きている。」(p.155)
「自分より好きになった人のなんの根拠もない言葉ひとつで、やり過ごせた夜が確かにあった。」(p.156)
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