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デジタルチャンピオン/PwCあらた有限責任監査法人,PwCコンサルティング合同会社

「インダストリー4.0をマスターするには、協業のあり方について深く理解した上で経営陣がコミットし、明確な戦略を描かなければならないが、この大胆な変革を受け入れ、デジタルオペレーションの恩恵を受けるまでに態勢を整えた企業はまだ少数派だ。その少数派の選り抜きの企業を私たちは「デジタルチャンピオン」と呼んでいる。」(p.20)
「DXの本質は、現行の組織やプロセス、しきたりの呪縛から解き放たれ、顧客価値最大化に向けてバリューチェーン横断で最適化できるか、もしくは、自社の強みを再定義・再設定できるかである。」(p.48)
「こんな時代に人はどんなスキルを身につけていくべきか。PwCが2017年に発表した「第20回世界CEO意識調査」でCEOに将来的に重要度が増し、かつ獲得が困難になるスキルについて質問したところ、驚きの結果が得られた。現在スキルが不足して人材獲得競争が難しくなっているのは、ビッグデータの統計学的処理やアルゴリズムを扱うスキルを持った人材や、AIなど先端技術の実用化を担う技術者などいわゆる理系の人材である。しかし回答の上位は問題解決能力、適応力、創造力、統率力といったヒューマンスキル(人間力)だった。」(p.154)
「今後は自分の意志でキャリアを選択し、会社に依存しない体質でなければ生き残れない。」(p.157)
「知識は陳腐化しても経験で培ったノウハウは廃れない。」(p.158)

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