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思い出が消えないうちに/川口俊和

「人の心は見えない。相手はなんとも思っていなくても、相手の気持ちを勝手に想像して言い出せないことがある。」(p.221)
「人間には、本来、どんな困難をも乗り越えていける力がある。それは、万人が等しく持っているエネルギーなのだが、時として、そのエネルギーは「不安」という名の蛇口によって、その量を制限されてしまう。不安が大きければ、大きいほど、蛇口をひねる手に力が入らない。力は「希望」によって強くなる。それは、未来を信じる力といっていい。」(p.291)
「人生には「間の悪さ」に影響される時がある。」(p.329)
「夢に向かってがんばる人には、自分が一番大事にしているものを贈ってあげるといいんだって。夢に向かってがんばる人は、必ず、がんばれない時がくるから。つらくて、苦しくて、夢と現実を天秤にかけて、選択する時がくるから。その時にね、一番大事なものをもらった人は、もうすこしだけがんばれるんだって。結局、一人じゃないって気づくんだって。応援されてることに勇気をもらうんだって。」(p.380)

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