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変態キーボードHHKBはいいぞ

こんにちは。バ美肉ボイチェン数学講師の環咲いであです。

今回は知る人ぞ知るスーパーガジェットについてお話しします。

そう。私は去年ようやく購入したのです。

高級キーボードの中でもひときわ輝く変態キーボード、HHKBを!

界隈では有名なんですが、ライトユーザーにはオーバースペックな定価3万もするキーボードなんですよ。

私にとってもキーボードに1万以上出すという感覚がなかったので、清水寺からハングライダーする気持ちで購入しました。色々と環境はに悩んでいたのですが、これを購入してからは迷わなくなりました。

あれ、これなんだか健康食品のテレビショッピングに出てくるレビューみたいな文章だな・・・


1. 巷でよく聞く変態キーボード、HHKBとは?

巷ではよく聞いたり聞かなかったりするHHKBという文字列ですが、これは何を示しているのでしょうか?

Happy Hacking Keyboard 、略してHHKBですね。東プレが生産し、PFU(富士通の会社)が売っているコンパクトな高級キーボードです。入力環境にこだわる様々な方々に愛されているキーボードですね。

記事を書いたりすることが多い人や、プログラマーに使用者は多いみたいです。Macbookのキーボードにカバーかぶせてその上にHHKBを乗せて使う尊師スタイルは結構有名な話ですね。(一部では)

プログラマーにとっては英語配列の方がよさそうですが、自分の場合は物書き・・・というか親指シフターなので日本語配列の方を選ぶしか選択肢はありませんでした。型番はPD-KB420Bです。


HHKBには現状Bluetoothの無線版(BT)、オンラインでしか買えない消音モデル(Type-S)、Professional2、その日本語配列版(Professional JP)、価格の安いライト版(Lite2)があります。

重さはLite2が 680g 、BTが 530g(電池含まず) 、Professional2が 530g(ケーブル除く) Professional JPが520g(ケーブル除く)みたいですね。

(注)ソースは公式ホームページです。


2.そんなに高いキーボード、何がいいの?

何故人は高級なキーボードを買うのか。個人差がありますが、「気持ちいいから!」に他ならない!(独断と偏見)


押下圧という言葉があります。正しい定義ではないんですが、キーを押したときの抵抗感を表していると考えるとわかりやすいです。

この押下圧がちょうどいいと気持ちいいんですよね。押したときに。

接触型、非接触型の話もあるんですがこれについて書くのは今回は控えます。


そして、キーを押したときの音。押すとともにスコスコと気持ちのよい音が響く。これは実際押してみて実感するのが一番ですね。

件のウィルス騒ぎが収まれば、ヨド〇シカメラあたりで試し押しができるところがあるのでそういった場所で試してみてください。


と、ここまでが高級キーボードをおすすめする理由ですね。これに加えて、HHKBはコンパクトなのです。どこにでも持ち運ぶことができる。

これが最高なガジェットたるゆえん!


変態は高級キーボードを持ち運ぶんです。もちろん誉め言葉です。Realforceなんかだとかなり重いので、自宅やオフィス使用以外はきつい。でもHHKBなら軽いから持ち運べるんです!

好きなことならよくしゃべるオタク感がでてしまいますので、おすすめする理由はこのぐらいにしておきます。


3. あなたの目的に合ったHHKBを占ってしんぜよう

時短したい人には朗報です。
あなたにおすすめのHHKBを今から占ってみせましょう。

Q1. あなたには予算がありますか?

→はい

次の質問に続きます。


→いいえ

入門モデルで安価(安価とは言ってない)なHHKB liteがおすすめです。 【WindowsではなくMacならfor Macの方】

Q2. 電子レンジなどの影響を多少なりとも受けようとも、無線にこだわりたいですか?

→はい

単三電池三本で動き、有線で電力供給はできるが有線接続はできず、ブルートゥース接続のみ行えるHHKB professional BTがおすすめです。


→いいえ

次の質問に続きます。


Q3. より小さな打音を望みますか? そして、白色でも構いませんか?

→はい

消音にこだわったHHKB type-Sシリーズをおすすめします。


→いいえ

次の質問に続きます。


Q4. 英語配列を望みますか?

→はい

あなたには英語配列のHHKB professional2をおすすめします。


→いいえ

あなたには日本語配列のHHKB professional JPをおすすめします。



てな具合に、求めるもの別におすすめしてみましたが、HHKBは押下圧が45gで押しやすくはあるのですが、もっと軽い30gの押下圧が良い、という人はHHKBにこだわらず、東プレのRealforceも試打してみるといいと思います。

ただ、持ち運びたい、連れまわして共に生きたいという欲求があるのなら、HHKB一択といっても過言ではないかもしれません。

連れまわすにはケースが必要ですが、公認のケースは数少なくそして高い。自分はケーブルを入れて持ち運べるケースと、キーボードの上にかぶせるキーボードルーフを使っています。

キーボードルーフは持ち運ぶのに必須とも言えるんですが、高いです。めちゃくちゃ高いです。でも付けたらめちゃくちゃ気分が上がりますし、ほこりも防ぐことができます。


安いものをたくさん買ってダメにするなら、長年使える高級キーボードを買った方が結果的にコスパはよくなる! と信じて購入しました。いいですよ。長年使えば実質無料ですから。


ちなみに今この記事もsurface pro 6 + HHKB Professional JP(PD-KB420B) + 親指シフトで書いています。


4. HHKB Professional JPの打ち心地は?

本題に入っていきます。

まず、先ほども言いましたが、自分はsurface pro 6 で、親指シフトを使って入力しています。親指シフトに関しては以下の記事をどうぞ。


その環境で、今日本語を打ち込んでみて、非常に心地よく打てています。

親指シフトで優しくタイピングしているので、音はまさしくスコスコスコといった感じで、打っている感覚が強くあるので楽しく打つことができます。それでいて、タイプは軽く最後まで押し込んでも指にくる衝撃はほとんどありません。


ただ、配列は本当に特殊で、特にコントロールキーの位置がシフトキーの上にあるのが、違和感を覚えますね。左上にESCキーがあるのもそうですが。


ですが、自分はこの違和感は親指シフトのエミュレータを使ってついでに解決したので問題は特になし。


物書きとしては

☆気分良く打てる

☆旅行先にも持っていける

☆指に負担がかからない

☆早く打てる


という点で、買って正解だったと感じています。ブラインドタッチもできるようになったので、自分の感覚的には合っていたといったところでしょうか。


DovrakJを使ったHHKB Pro JPでの環境構築に関しては以下の記事で紹介しています。ドニッチな話ですが興味ある方はぜひ。


それではまとめに入ります。


5.まとめ


☆変態(誉め言葉)キーボードは打ち心地よく、親指シフトユーザーにもお勧めできる。

☆ただし高い。Professional JPだと今24000円ぐらいで買える。

☆静音性の高いTypeSはあるが、白色しかない。

☆ちなみに、黒(墨色)はかっこいいですが、文字は視認しにくいです。暗いと全然見えません。自分の場合は英語を打つときにしかキーボード見ないのでちょうどよいぐらいでしたが。

☆親指シフトユーザーだと日本語配列必須なので、BTの日本語配列版、Professional JP、 Professional JP (Type-S)、Lite2の日本語配列版ぐらいの選択肢になります。

☆ケースに入れて持ち運ぼう。そして変態配列に慣れて新たな世界へ。


変態は、誉め言葉。みんなも変態になろう。

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